STUDY&LESSON講座・稽古

矢来・横寺 講座

講座|花と私3|赤木明登|花塗・花・器

日時|2026年11月2日(月)14-16時|開場13時半
会場|青花室|東京都新宿区矢来町71 新潮社 soko3F(神楽坂)map
定員|50名

内容|花人・川瀬敏郎さんとの仕事をつうじて、「花」こそが日本文化の核心、と考えるようになりました。ではその「花」とはなにか。いけばなにとどまらず、工芸、美術、文芸、芸能その他の視点から考えるシリーズです。

*以下の催事の関連企画です
■青花の会|青花祭2026
□2026年11月1・2・3日|12-18時|青花室

赤木明登 AKAGI Akito
塗師。岡山県浅口市出身。中央大学文学部哲学科卒業、編集者を経て、1988年に輪島へ。輪島塗の下地職人・岡本進のもとで修行。1994年に独立。現代の暮らしに息づく生活漆器=「ぬりもの」の世界を切り開く。展覧会多数。2023年、能登の山中に、料理人北崎裕とともに、自らの美意識を結晶させた日本料理オーベルジュ「茶寮 杣径」を開店させる。また、編集人張逸雯とともに、IT化された時代における情報と物質性の関係を問いなおす書籍を手がける専門の出版社「拙考」を設立する。漆藝家としての活動のみならず執筆活動も20年にわたって継続的に行なっている。2022年より高校国語の標準教科書『新編 言語文化』の「現代文編 随筆」として著書『美しいこと』の文章が採用されている。

赤木さんから|
漆の世界には「花塗(はなぬり)」という言葉がある。「花塗」とは、黒漆を「塗立(ぬりたて)」にする。つまり刷毛でそのまま塗り放しにして仕上げる髹漆(きゅうしつ)技法。じつはこの技術的難易度がもっとも高い。いたって簡素な黒無地だが、なぜそれこそが漆塗究極の「花」であるのか? 黒漆の奥行はどこにあるのか? その秘密をぼくは野山の花から学んだ。
 野山を歩いていると、季節の花が咲いていて、その一つとパッと目が合う。目が合うと、ぼくは花に挨拶する。そのとき花は、ぼくを見ている。同じことが、人が作った器に対しても起こる。良い器は、パッと見た瞬間に、良いものだとわかる。それは、ぼくが器を見るときに、器の方から語りかけてくるような視線を感じるからだ。その視線は、精神でも魂でもなく物質性をともなった具体的なものだ。なぜなら、それを作った人の視線がそのまま形と色になって、器の方からぼくを見返すような格好になっているから。もちろんそのために工人の伎藝は高いレベルになければならない。工藝の魅力とは何かをお話したいと思う。

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期間 2026.11.02(月)
時間 14-16時|開場13時半
場所 青花室
住所 〒162-0805 東京都新宿区矢来町71 新潮社 soko3F(神楽坂)
参加費 通常価格¥3,500 税込
*青花会員は割引価格で御参加いただけます。ログインのうえ御購入ください
*本講座は当日及び後日配信の予定はありません
募集人数 定員|50名
お問い合わせ |青花の会|T 03-3266-5378|info@kogei-seika.jp
関連サイト https://store.kogei-seika.jp/products/lecture-flower-3
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