ESSAYかぐらびと

【開店】鶏1羽をまるごと味わいつくす贅沢 ❘ 水炊き専門店『鶏うみ』

2025.01.07

牛込神楽坂に新たなグルメスポットが誕生!
水炊き専門店『鶏うみ』のオーナー、海老沼 良和さんにインタビューしました。

代表取締役社長の写真
鶏うみ オーナー
海老沼 良和 Ebinuma Yoshikazu

20代でクリエイティブ業界に携わり多くの経験を積む中で、「人々を喜ばせる仕事をしたい」と思うように。その思いから福岡と東京の飲食店で実務経験を積み、牛込神楽坂に水炊き専門店『鶏うみ』を開業。丁寧な仕事とおもてなしでお客様に特別な時間を提供する。


オーナー 海老沼 良和さんのストーリー

お店を開いたきっかけを教えてください。
「以前はクリエイティブな業種で働いていました。20代は夢中でいろんなことに挑戦していましたが、30代になると『自分はこれからどう生きたいのか?』と考えるようになりました。そこでお客様の喜びが自分の喜びだと気づき、実現できるお店を持ちたいと思ったんです。」

実務経験を積み専門店を開業

そこから食の道に進まれたのですね
「そうです。店を持つという目標を掲げ、達成するには何をすべきか逆算し、今から勉強をするなら専門を絞ったほうが良いと思い鶏にしました。博多や東京での実務経験を通じて、鶏の扱いから調理法、地域や季節によって変わる鶏の味などの知識や見識を深めました。」
満を持して店を構えることになった海老沼さんが選んだのは“水炊き”だった。
なぜ水炊き専門店を選んだのですか?
「一つの鍋を囲むという行為が、大切な人との団欒とか、幸せとか、人と人との縁を体現している気がしたからです。そういう幸せを提供したい、またその近くにいたいと思ったからです。」

水炊き専門店としてのこだわり

お店のこだわりについて教えてください。
「鶏は自分の手で丁寧にさばいています。見えない細部までこだわって手を抜かない。それが自分の矜持でもあるし、その積み重ねがお客様の信頼にも繋がると思っています。また、水炊きの鶏肉だけではなく、味付けのポン酢や柚子胡椒、唐揚げの塩にもこだわってます。それぞれの良さを活かしつつ、互いが引き立つようにブレンドしているんです。」
 
人気のメニューは何ですか?
「希少部位を使った葱つくねが特に人気です。コースの順番は味覚の感じ方やポジションを計算しながら、ご家族みなさまで楽しめるようにしています。先日も1歳のお客様が水炊きのスープと雑炊を、大喜びでパクパクとお召し上がりくださいました。」
お任せ水炊きコース/6,000円(税込)
人気の葱つくね
左:揚げ物2種/右:コース外の『雑炊』と『親子丼』
店では季節に合わせたこだわりのお酒も多く取り揃えているが、通年の提供ではないため、メニューに載せているものは少ない。なにがあるのかはお楽しみ。気軽に尋ねて注文してほしい。

最後に

お客様へのメッセージをお願いします。
「温かいお鍋をみんなで囲むのって、ひとつの幸せの形ですよね。『鶏うみ』の料理で幸せな気持ちになって帰っていただければ嬉しいです。ぜひお越しください!」



海老沼さんは今日も、心を込めた料理と温かいおもてなしで、訪れる人々に幸せな時間を届ける。
 

今回、取材にご協力いただいたのはオーナーの海老沼さん。
お店で会えたら「かぐらびと見ましたよ!」ってひと言、頼むな!

店舗情報

店名
鶏うみ
電話
03-5579-2919
住所
〒162-0837 東京都新宿区納戸町15-9 武石ビル 1F
営業時間
月~金17:00 - 22:00
土日12:00 - 15:00、17:00 - 22:00
定休日
不定休
駐車場

近隣にコインパーキングあり
公式SNS
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この記事を書いた人

かぐらむら編集局

隠れた名店や話題の最新スポットを実際に訪れ、取材しています。神楽坂を知り尽くした編集局ならではの視点で、皆さまに新たな発見をお届けします!

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