2025.07.18
【開店】老舗のバトンをつなぐ | 紀の善(きのぜん)
by かぐらむら編集局
「変化を恐れず、けれども軸はぶらさない。そうして、ここまで来ました」
神楽坂にまだフランス料理店が多くなかった1995年。
このまちに、一軒のビストロが生まれました。
あれから31年。
まちも、人の流れも、食事の楽しみ方も少しずつ変わってきました。
時代が移りゆくなかで、何を守り、何を変えてきたのか。
第35回かぐらびとでお話を伺ったのは、ラ・グラティチュードのオーナーシェフ・大坂尚久さんです。
神楽坂で30年以上にわたり、フランス料理と向き合い続ける料理人。自ら素材を選び、仕込み、一皿を仕上げることを大切にし、本格的でありながら気取らず楽しめるビストロのあり方を追求している。店名に込めた感謝の思いを胸に、日々、訪れるお客様を迎えている。
「はい。そこで働いていたときに知り合った方が、四ツ谷のパザパのオーナーで。カフェ・ド・アルムが閉店することになった際、パザパで働かせてほしいと私からオーナーにお願いしました。パザパは、前菜、メイン、デザートを手頃な価格で楽しめるフランス料理店です。今にして思えば、パザパで修業を重ねるなかで、自分が作りたい料理の輪郭が少しずつ見えはじめていたのだと思います。」
変わるものを受け入れながらも、変えてはならないものを見失わない。
ラ・グラティチュードは今日も、その思いを一皿ずつ重ねています。
今回、取材にご協力いただいたのはオーナーシェフの大坂さん。
お店で会えたら「かぐらびと見ましたよ!」ってひと言、頼むな!
隠れた名店や話題の最新スポットを実際に訪れ、取材しています。神楽坂を知り尽くした編集局ならではの視点で、皆さまに新たな発見をお届けします!
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