島根の

「美味しい」を

お届けする一期一会


ロッチャドォーロ神楽坂
 
 


 
いろんなご縁が繋がって約4年前にオープンしたレストラン ロッチャドォーロ。シェフを務める金川さんの故郷である島根から届く旬の食材をふんだんに使い、前菜からメインまで、ここでしか味わえない「島根イタリアン」を楽しめるお店。


 
ロッチャドォーロとはイタリア語で「金の岩」。
これは金川シェフ(左)と岩崎マネージャー(右)の
名前の頭文字からとっている。
 
 
親父の白イカに母親の梅干しで

繊細に彩りよく盛りつけられた「ビアンコネーロ親父の白イカの冷製パスタ」。
なんと、この白イカは一本釣りの漁師である金川シェフのお父様が釣ったもので、彩りを添えている梅干しはお母様が漬けたものだそう。まさに金川シェフの原点「島根」に暮らす家族の愛情がぎゅっと詰まった一皿だ。パスタのソースは、蕎麦出汁の柚子ぽん。これは島根の蕎麦屋の蕎麦出汁と島根の柚子、奥出雲にある森田醤油の醤油で作られている。まさにここでしか味わえない、島根づくしの一皿だ。


 
「ビアンコネーロ親父の白イカの冷製パスタ」
(1,800円 ※仕入れ状況により食材に変更あり)


 
“ビアンコネーロ”の
由来はサッカー!


細く綺麗にスライスされた白イカに、寄り添うように絡んでいる白黒のイカスミ入り手打ちパスタは、“ビアンコネーロ”との愛称で常連客に親しまれている。この“ビアンコネーロ”にも実は金川シェフの思い入れがある。シェフはトリノに本拠地を置くサッカーチーム “ユヴェントス”でプレイしていたデル・ピエロの大ファン。そのユヴェントスのユニフォームが白黒(ビアンコネーロ)の縦縞であることから、このパスタが生まれたのだそう。
ユヴェントスと聞いてトリノに滞在経験のある私もちょっと興奮してしまった。


 
もちろんワインも
島根のシャルドネ


ここまで島根にこだわれば、当然ワインも島根のもの。島根でワインが造られていることはあまり知られていないが、実は甲州(白ブドウ品種)の生産量に関しては一位の山梨に次いで島根が第二位である。岩崎マネージャーがセレクトしたものは、シェフの同級生も醸造に携わっている奥出雲ワイナリーのシャルドネ。このシャルドネは樽を使わずにステンレスタンクで熟成されているので、とってもシンプルでクリアーな味わい。ほのかなミネラル感が白イカや梅の塩味と上手く溶け合う。


 
「奥出雲ワイナリー シャルドネ」
(グラス1,300円 ※キャラフェやボトルでも注文可能)
 
 
日本海の幸に山の幸、食材の宝庫である島根県。金川シェフは島根と全国をつなぐ「遣島使 島根県ふるさと親善大使」も務めているので、食事を頂きながらカウンター越しに島根の美味しい情報を聞いてみるのもよいですね。


 
【DATA】
住所:新宿区神楽坂3-6 サムライ堂ビル3F
TEL:03-5206-5854
営業時間:平 日11:30-15:00/18:00-23:00
       土日祝11:30-15:30/17:00-22:00
定休日:月・第一日曜(祝日,予約状況により変動有り)
      *HPでご確認ください。