「AKHA AMA COFFEE(アカアマコーヒー)」
ー日本初上陸のタイ国産のコーヒー店ー

 



 

アカ族のお母さんのコーヒー
最近「日本初上陸!」との呼び込みで神楽坂に新店が出現することが増えている。
それだけ、神楽坂が「良いもの、おいしいもに対する感度がいいまちだ」という評価が浸透してきたのだろうか? 今回は、奥神楽坂、赤城元町の静かな住宅街に7月1日にひっそりとオープンした。


 
オーナーの山下さん夫妻

神楽坂『新店の冒険』第2回目は、タイ国産のコーヒー豆に特化した「AKHA AMA COFFEE」(アカアマコーヒー)。タイに住む少数民族アカ族のお母さんのコーヒーという意味だ。
タイ北部の観光都市チェンマイ、そのさらに北の山岳地帯チェンライにあるコーヒー農園で収穫された豆にこだわって使用している。
 
 
 

アカ族の栽培風景
 

チェンライの農園にて
 

オーガニックにこだわり、フェアートレード
チェンライは、標高1,300mの高地。朝晩の寒暖差が大きく、コーヒー豆の育成には適した環境。アカ族の人たちは、アラビカ種の豆を約10年かけて丹念に育て、今も手摘みでオーガニックにこだわった栽培をしている。今回の神楽坂の新店は、タイ人の農園経営者と共同出資・共同経営の日本1号店として神楽坂に誕生したものである。直接農園から仕入れているので、フェアトレードなのは当然のこと。タイと日本のフレンドリーな関係のなかで生まれたお店だ。


私たちが育てています



コーヒータイムは、特別な時間
 
コーヒー文化の新しい展開
オーナーの山下さんは、前職でピースボートのスタッフとして世界をめぐり、各土地で
さまざまなヒトやモノとの出会いを重ねて来た。タイのコーヒー農園での出会いもその一つ。山下さんは、はじめてアカアマ コーヒーを飲んだ時「瞬間的においしい!」と感じた。
それから農園の関係者やブランドの経営者との親交がはじまる。6年前、山下さん夫妻が
高田馬場に開店した『地球を旅するCAFE』でもアカアマ コーヒーを使用したメニューをつくっていたという。


 


ほんとうは、6月にオープンする予定が新型コロナウイルス感染拡大のために7月1日とオープンが伸びてしまった。取材に訪れた7月のとある日の午後、静かな住宅街にあるので、お客さんは来ているかなと思いきや、訪れる人は次々とやって来る。早くもニュースをききつけてやって来る人は少なくない。
神楽坂に誕生したタイのコーヒー店。日本での今後、さらに世界に向けてどのようなコーヒー文化を届けていくのか、おおいに楽しみである。
 


アカアマコーヒーのパッケージ

シンプルでほっとひと息つける店内

■DATA
住所:東京都新宿区赤城元町1-25

☎︎:03-6280-8755
営業時間:8:00〜19:30(LO.19:00)
定休日:月曜日(祝日にあたる時は営業)
※新型コロナウイルス感染拡大により、営業時間・定休日が記載と異なる場合がございます。ご来店時は事前に店舗にご確認ください。


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