Aux merveilleux de Fred |
北フランスの伝統菓子を神楽坂限定の味で 大きな窓ガラス越しにゴージャスなシャンデリア、ショーウインドウには美味しそうなメレンゲやカラフルなお菓子たち。この店はコロナ禍の2020年6月にグランドオープンしたフランス北部の伝統メレンゲ菓子 “メルベイユ”の専門店 オー・メルベイユ・ドゥ・フレッド。扉を開くとフランス語が飛び交い、フランスに居るのかと錯覚してしまいそう。 |
今回はチーフパティシエのマエさんにお話を伺いました。 |
オー・メルベイユ・ドゥ・フレッドはヨーロッパ各地や北米に多数の店舗を展開し、アジア初出店がこの神楽坂。神楽坂店はオープンに合わせて来日したマエさんファミリーが中心となって切り盛りしています。 |
なぜアジア初めてのお店が香港でもソウルでもなく東京、しかも神楽坂なのかというと、マエさんファミリーは大の日本好き。北から南まで日本各地を旅行したことがあり、アジアにお店を出すなら、絶対に日本だと考えていたそう。そして神楽坂を選んだのは、日本の伝統的なカルチャーが残っていることと、やっぱりどことなくフランスに似ているから。この神楽坂でのお店はマエさんファミリーの挑戦でもあります。 |
気になるバレンタイン限定のお味は、マンゴー・ア・ラ・パッション。ふんわりメレンゲにマンゴーとパッションフルーツ風味のホイップクリームでとっても軽やかで爽やか。周りにはマンゴーホワイトチョコチップが散りばめられています。「マンゴーの甘さとパッションフルーツの甘酸っぱさを口の中で同時にマリアージュさせて楽しんで♪」と、マエさん。これに合わせて、爽やかなマンゴー&パッションフルーツのラッシーも限定販売。店内で作られるメルべイユは本国フランスと同じレシピで作られていますが、マンゴー&パッションフルーツ味のメルべイユとラッシーが味わえるのは、ここ神楽坂だけ。販売期間は2月12日から20日とホワイデーの3月12日から21日まで。 |
毎週100kgもの卵を消費するそうですが、メレンゲにはもちろん卵白だけしか使いません。では残りの卵黄の行方は…?「卵黄はブリオッシュに使ったり、クロワッサンなどの仕上げに塗ったり、余すとこなく使ってしまうんだよ。フランスから取り寄せたバターと粉で作っているから、パンも食べてみてね。」と、パパ店長。 |
イートインではシャンパーニュも楽しめるので、おやつタイムだけではなく、アペリティフで訪れるのもいいですね。 |
【DATA】
住所:新宿区矢来町107 電話:03-5579-8353 営業時間: 11:00-19:00 (テイクアウトは9:00-) 定休日:月曜日 |