2022.12.01~2023.04.09
漱石山房記念館《通常展》テーマ展示「ああ漱石山房」
「ああ漱石山房」。この印象的なフレーズは夏目漱石の長女・筆子と結婚した松岡譲(1891年~1969年)が、晩年、エッセイ等によく使用したものです。
漱石山房は漱石が明治40(1907)年9月から、亡くなるまでの9年間生活した牛込区(現在の新宿区)早稲田南町7の借家にあった、それぞれ10畳の書斎と客間を指します。
ここは、門下生にとって、特別思い入れのある場所でした。松岡譲は夏目家を代表する立場として漱石山房の保存に奔走しましたが適わず、残念ながら昭和20(1945)年5月の山の手空襲により焼失してしまいます。
本展示会では、漱石最晩年の門下生の一人で、没後夏目家の一員となった松岡譲の漱石山房への思いを展示しています。
■ギャラリートーク(無料)
2022年12月18日(日)
2023年1月22日(日)、2月19日(日)、3月19日(日)
場所:地下1階講座室
■DATA
開催期間:2022年12月1日~2023年4月9日
開催時間:午前10時~午後6時(入館は午後5時30分まで)
会場:漱石山房記念館 2階資料展示室
休館日:毎週月曜日
観覧料:一般300円、小中学生100円
※団体(20名以上・要事前連絡)は個人の観覧料の半額
※小中学生は土日・祝日は無料
※障害者手帳等をお持ちの方は手帳のご提示で無料(介助者1名無料)
※メンバーズ倶楽部会員の方は会員証のご提示で無料
主催:新宿区立漱石山房記念館(公益財団法人新宿未来創造財団)