催事・イベント
ギャルリー煌 藤田さんがセレクトしたファッションアイテム。 作家さん手作りの服、バッグ、シューズ、アクセサリーが並びます。 アクセサリー:カオリ 創作服:青木りつ子
今年も東京神楽坂で「青花の会|骨董祭」を開催します。出展者は、定評ある美術商34軒。日本、東洋の器物・書画・仏教美術等から、オリエント・西洋工芸・キリスト教美術ほか、世界各地のよりすぐりの品々が集います(5月17日、18日で展示替あり)。今年10年目(10回目)の本会。古美術骨董工芸のたのしみ、よろこびが、より多くの人々につたわりますように。 日時 5月16日(金)16-19時 *内覧会(青花会員及び御招待者)・販売有 5月17日(土)11-18時 5月18日(日)11-17時 会場 青花室|東京都新宿区矢来町71 新潮社倉庫内(神楽坂) 入場料 1500円 *2日間(5月17・18日)共通・小冊子付・再入場可 *青花会員は無料です *入場券は17日午前11時より会場受付で販売します 出展 井上オリエンタルアート日本橋/大塚美術/花徑/花元/神 ひと ケモノ/画室/工藝丹中/古童/古美術うまのほね/古美術川﨑/古美術京橋/古美術小林/古美術陣屋/古美術錫/古美術肥後/古美術三樹/古美術山法師/古美術28/綵花堂/四方堂/志村道具店/草友舎/素骨庵八木/となりのトトや/中上/秦志伸/前坂晴天堂/利菴アーツコレクション/gallery uchiumi/honogra/IMADO/LAPIN ART GALLERY/SEKIGAWA FINE ART/Swallowdale Antiques 関連企画1 鼎談|骨董と私|安東敬三(花元)+大塚麻央(大塚美術)+清水喜守(古美術28) 日時|5月17日(土)14-15時半 会場|青花室|東京都新宿区矢来町71 新潮社倉庫内(神楽坂) *予約不要 関連企画2 対談|骨董と私|大塚潔(大塚美術)+木村宗慎(茶人) 日時|5月18日(日)14-15時半 会場|青花室 *予約不要 関連企画3 茶話会|木村宗慎|青花的茶事|骨董玩賞:高麗の侘びと数寄 日時|1)5月16日(金)19時-20時半|19時集合 2)5月17日(土)18時-19時半|18時集合 3)5月18日(日)16時-17時半|16時集合 集合場所|青花室|新宿区矢来町71 新潮社倉庫1階 会場|一水寮|東京都新宿区横寺町31(神楽坂) 定員|各10名 *要予約(ご予約はこちら)
梅崎真知子「絽夢 春夏の衣装展」 キャリア30年を誇る熟練のパターンナー・梅崎真知子氏が、和布(わふ)に魅せられて新たな創作の道を歩み始めて4年。彼女が手がけるブランド「絽夢(ろむ)」では、昭和レトロのエッセンスを取り入れた独自の和布衣裳を発表し続けています。 今回の春夏の衣装展では、上品で涼やかなアイテムに加え、メンズ向けのアロハシャツも並びます。和布の魅力を現代の感性で再解釈する「絽夢」の世界。この春夏、ぜひその世界観に触れてみてください。
戦後80年、舞台が語る「戦争の記憶」 早稲田大学演劇博物館 春季企画展「演劇は戦争体験を語り得るのか」開催 2025年、第二次世界大戦の終結から80年という節目の年に、演劇は何を語り、どのように記憶を継承してきたのか――。 早稲田大学坪内博士記念演劇博物館にて、春季企画展「演劇は戦争体験を語り得るのか――戦後80年の日本の演劇から――」が、2025年5月12日より開催されます。 演劇は、戦争という極限状況にどう向き合ってきたのか。小説や映画とは異なり、俳優の肉声、舞台装置、沈黙までもが語りとなる演劇という表現は、時に比喩的に、時に鋭く直接的に、戦争の影を描いてきました。 本展では、戦後演劇における「戦争」を主題とした多様なアプローチを、公演ポスターや戯曲原稿、舞台美術模型、公演映像などを通して紹介。三好十郎の検閲下での挑戦から、アングラ演劇、井上ひさしの三部作、そして2022年の話題作『ライカムで待っとく』まで――。演劇人たちの問いかけが、時代とともにどう変容し、何を遺そうとしたのかを辿ります。 さらに、本展は近年加速した舞台芸術アーカイブの集積という成果の結晶でもあります。コロナ禍を機に整備が進んだ映像資料を活用し、これまで見過ごされてきた上演の記憶に光を当てます。 展覧会構成 プロローグ:戦争と演劇の関わり 第1章:「当事者世代」の戦争演劇 第2章:原爆の表象あるいは表象不可能性 第3章:「焼け跡世代」の演劇人と戦争の影 第4章:さまざまな視点から見た戦争 第5章:沖縄と終わらない戦争 注目展示資料(一部) 別役実『象』自筆原稿(1962年) 堀尾幸男 舞台美術模型『パンドラの鐘』(1999年) 唐十郎『少女仮面』アトリエ公演ポスター(1969年) 『ライカムで待っとく』公演ポスター(2022年)ほか 戦争を知らない世代が大半を占める今、「語り得るか否か」という問い自体が、新たなまなざしを呼び起こすのではないでしょうか。 <掲載写真> 2枚目 堀尾幸男舞台美術模型 作・演出:野田秀樹『パンドラの鐘』NODA・MAP第7回公演(1999年) 写真:稲口俊太 提供:「堀尾幸男 舞台美術の記憶」事務局 3枚目 別役実『象』自筆原稿(初演:1962 年) 展示概要 展覧会名:演劇は戦争体験を語り得るのか ——戦後80年の日本の演劇から—— 会期:2025年5月12日(月)~8月3日(日) 開館時間:10:00~17:00(火・金は19:00まで)/入場無料 会場:早稲田大学演劇博物館 2階 企画展示室 I・II 主催:早稲田大学演劇博物館・演劇映像学連携研究拠点 助成:公益財団法人 花王芸術・科学財団 ※記載内容は4月9日現在のものとなります。予告なしに変更されることがございますので、ご来館の前に公式サイトで内容をご確認ください。
日本重化学工業株式会社の初代社長である富岡重憲氏(1896~1979)が永年に渡って蒐集された作品を中心としており、その総数は約900件に上ります。コレクションの対象は東洋の陶磁器や近世書画を中心に、茶道具や書・絵画、仏教美術資料、考古資料など多岐にわたり、その中には国指定重要文化財である埴輪女子像や、重要美術品に指定される日本の書・絵画・彫刻・中国陶磁なども含まれています。 本展では日本および朝鮮半島や中国の蒔絵や、柴田是真による漆絵膳をはじめ、盆物や椀物、螺鈿が施された工芸品が展示されています。 開館スケジュールはこちら
本特集展示では、アメリカとメキシコに渡り活躍した北川民次(1894-1989)と内間安瑆(1921-2000)、内間俊子(1918-2000)の3人の日本の美術家が取り上げられています。 早稲田大学予科を中退して1914年に渡米した北川はニューヨークで絵画の基礎を学んだ後、1920年代前半にメキシコに向かいます。同地で壁画運動をはじめとした同時代の美術や民衆芸術を吸収して独自の絵画表現を確立し、1936年に帰国、二科会を中心に創作活動を展開してゆきました。一方、アメリカの日系移民の二世で本学で建築を学ぶために来日した安瑆と、小磯良平に師事するなど絵画技法を習得した俊子は、それぞれ第二次世界大戦後の早い時期に東京と神戸で美術家としての活動を開始します。1954年に結婚した2人は1959年に渡米、1960年以降はニューヨークを拠点に版画家として、また立体作家としてさらなる飛躍を遂げました。 3人の経歴はこのように異なりますが、海外への渡航が決して簡単ではなかった時期に果敢にも海を渡り、海外での経験を糧に作家としての自己を確立した点が3人に共通しているといえます。今回の特集展示では、彼らの創作の成果である作品を展覧するとともに、制作上の発展における海外との交流の意義についても考えています。 休館日:水曜日 ※5月14日(水)と21日(水)は開館
はじめての矢来能楽堂Special 能「土蜘蛛」をみる! 2025年5月25日(日) 【1回目】11時【2回目】14時 矢来能楽堂 【1回目】 能楽師による解説: はじめてでもわかる!能「土蜘蛛」 能『土蜘蛛』 怪僧/妖怪土蜘蛛の精:奥川恒治 源頼光:遠藤喜久 胡蝶:金子仁智翔 頼光の従者:奥川恒成 独武者:舘田善博 【2回目】 能楽師による解説: はじめてでもわかる!能「土蜘蛛」 能『土蜘蛛』 怪僧/妖怪土蜘蛛の精:鈴木啓吾 源頼光:小島英明 胡蝶:石井寛人 頼光の従者:筒井陽子 独武者:舘田善博 ※能の終了後に舞台上の出演者を自由に撮影していただけるフォトセッションタイムがございます(上演中の撮影・録音はご遠慮ください)。 チケット全席指定・消費税込 一般:4,500円 小中高生券:2,000円(おみやげつき) ※未就学児童入場不可 チケットのお申し込み(カンフェティチケットセンター) <WEBで申し込む> チケットを申し込む 24時間いつでもご利用可能です。 座席を指定してご購入いただけます。 ご予約前に「GETTIIS」への会員登録(無料)が必要です ご予約後、セブン-イレブン店頭にてチケットをお受け取りください ※クレジットカード決済を選択された場合、チケット受け取りは決済後、すぐに発券が可能です お支払いは、Webからお申込の際にクレジットカード決済( VISA / MasterCard / JCB など)、またはチケット受け取り時にセブン-イレブン店頭でお支払いの、どちらかをお選びください <電話で申し込む> 050-3092-0051 受付時間:平日10:00~17:00 座席を指定してご購入いただけます 13桁の払込票番号を予約時にお伝えしますのでメモをご用意ください お電話でのご予約の場合、会員登録は不要です。※カンフェティポイントは付与されません 予約有効期間内に、払込票番号をお近くのセブン-イレブン店頭レジまでお持ちの上、お支払いください
【展覧会】坂田和實の目|ひとりよがりのものさし 『ひとりよがりのものさし』(2003年)は坂田さん生前唯一の単著であり、「古道具」という概念を刷新/創始して骨董界、工芸界をかえた1冊。その所載品を主に、美術館 as it is の蔵品と古道具坂田由来の品々約50点を展観します(予約制)。 会期|A|2025年3月25日(火)-3月26日(水) B|2025年3月27日(木)-4月4日(金) 2025年5月25日(日)-6月4日(水) 休廊|3月31日/5月31日 時間|12-18時 会場|坂田室 東京都新宿区矢来町71 新潮社倉庫内(神楽坂) 見料|1000円 協力|有限会社坂田 美術館 as it is 石川雅一 稲垣陽一 小松義宜 月森俊文 *入場予約はこちら 坂田和實 SAKATA Kazumi 骨董商。1945年生(福岡県)−2022年歿(東京都)。上智大学卒業後、商社勤務を経て、1973年、東京・目白に「古道具坂田」開店。以来、年に数回、海外へ仕入の旅に出かけ、欧州、アフリカ、朝鮮、日本、南米など、さまざまな国の品物を扱う。1994年、千葉県長南町に「美術館 as it is」(中村好文設計)を開館。2012年、渋谷区立松濤美術館で「古道具、その行き先−坂田和實の40年」展を開催。著書に『ひとりよがりのものさし』『古道具もの語り』、共著に『骨董の眼利きがえらぶ ふだんづかいの器』『日本民藝館へいこう』など(いずれも新潮社刊)。
知と技の鮮やかな交錯―― トーマス・ヘルと俊才たちが魅せる、作曲家の新たなる視座 得意のハンガリー・プログラムで火花を散らす、第一夜! [出演] トーマス・ヘル(ピアノ) 山根一仁(ヴァイオリン) 谷口知聡(ピアノ) 竹原美歌(パーカッション) ルードヴィッグ・ニルソン(パーカッション) [プログラム] リゲティ:ムジカ・リチェルカータ バルトーク:ヴァイオリン・ソナタ第2番 Sz76 バルトーク:2台ピアノと打楽器のためのソナタ Sz110 [特別協賛] 株式会社 竹中工務店
知と技の鮮やかな交錯―― トーマス・ヘルと俊才たちが魅せる、作曲家の新たなる視座 第二夜では、没後50年のショスタコーヴィチ《交響曲15番》が鮮やかに蘇る…新たなる伝説の予感! [出演] トーマス・ヘル(ピアノ) 周防亮介(ヴァイオリン) 水野優也(チェロ) 竹原美歌(パーカッション) ルードヴィッグ・ニルソン(パーカッション) 竹泉晴菜(パーカッション) [プログラム] ショスタコーヴィチ:ピアノ三重奏曲第2番 ホ短調 Op.67 J.S.バッハ:トッカータ ニ長調 BWV912 ショスタコーヴィチ(デレヴィアンコ編/室内楽版):交響曲第15番 イ長調 Op.141a [特別協賛] 株式会社 竹中工務店
黒の芸術 グーテンベルクとドイツ出版印刷文化 グーテンベルクの発明は魔術だったのか 1000年以上の歴史を有する印刷史のなかでもグーテンベルクによる活版印刷術の発明は大事件でした。 中世末期の15世紀なかばに確立されたこの技術は、テキストの複製手段が主に手写だったヨーロッパを瞬く間に席巻しました。発祥の地ドイツでは、魔術や魔法を意味する「ディ・シュヴァルツェ・クンスト(die schwarze Kunst)」と呼ばれ、独自の出版印刷文化が形成されます。 本展では、今日産業の領域で過去のものとみなされている活版印刷術と活字書体が国の文化形成に大きく影響を与えてきた様子を、その技術を生み、誇りとして現代に継承するドイツを通じて振り返るとともにグーテンベルクの功績に迫ります。 2025年4月26日(土) ~ 2025年7月21日(月・祝) 毎週月曜日(ただし5月5日、7月21日は開館)、5月7日(水) 10:00~18:00(入場は17:30まで) 一般1000円、学生500円、高校生300円、中学生以下無料 ※20名以上の団体は各50円引き ※70歳以上の方は無料 ※障がい者手帳等をお持ちの方、および付き添いの方は無料 ※5月5日(月・祝)こどもの日は無料 「グーテンベルク聖書とグーテンベルク博物館」(仮) 4月26日(土)から始まる企画展「黒の芸術 グーテンベルクとドイツ出版印刷文化」の開催を記念して、協力先のグーテンベルク博物館から館長ゼルター博士と学芸員のナノバシビリ博士をお招きし、講演会を開催します。 グーテンベルクの生地・マインツの印刷文化施設である同館の紹介や、グーテンベルク聖書についてお話いただきます。(逐次通訳) 日時:2025年4月26日(土)14:00~17:00 場所:印刷博物館 研修室(地下1階) 定員:70名(先着順、事前申込制) 申し込みフォーム https://fofa.jp/pmt/a.p/224/ 参加費:無料(ただし企画展入場料が必要です) 企画展「黒の芸術 グーテンベルクとドイツ出版印刷文化」の展示解説を、担当学芸員が行います。 日時:2025年5月10日(土)11:00~、7月5日(土)11:00~ 集合場所:印刷博物館企画展会場入口(常設展の先にあります) 参加費:無料(ただし企画展入場料が必要です) 定員:各回20名(先着順、当日会場受付) 要事前申込「ライン川;印刷のふるさと」 講師:樺山紘一(印刷博物館顧問) 企画展「黒の芸術 グーテンベルクとドイツ出版印刷文化」開催記念講演会 日時:2025年5月17日(土)14:00~15:30 会場:印刷博物館 研修室(地下1階) 参加費:無料(ただし企画展入場料が必要です) 定員:70名(先着順、事前申込制) 応募開始:2025年4月8日(火)10:00~ TOPPANホールディングス株式会社 印刷博物館 グーテンベルク博物館、クリングシュポール博物館、シュテーデル美術館、広島経済大学図書館、町田市立国際版画美術館
新宿歴史博物館 令和7年度所蔵資料展「新宿の郷土史家たち」 新宿歴史博物館にゆかりのある山中共古(やまなかきょうこ)、浅田澱橋(あさだでんきょう)、山下重民(やましたしげたみ)、山田一(やまだはじめ)、一瀬幸三(いちのせこうぞう)、芳賀善次郎(はがぜんじろう)の6人の郷土史家を紹介し、彼らに関する資料、旧蔵品を展示します。 【開催期間】 4月26日(土)~6月29日(日) 【時間】 9:30~17:30(入館は17:00まで) 【休館日】 4月28日、5月12日・26日、6月9日・23日 いずれも月曜日 【会場】 新宿歴史博物館 地下1階企画展示室 【料金】 無料 【お問い合わせ】 新宿歴史博物館(四谷三栄町12-16) TEL:03-3359-2131 ■関連イベント(1) ギャラリートーク 担当学芸員が展示の解説をします。 4月26日、5月10日・24日、6月7日・21日(いずれも土曜日) 13:00より30分程度(予約不要) 場所:地下1階企画展示室
《通常展》テーマ展示 外国語になった漱石作品 開催期間 2025年4月24日~2025年7月13日 開催時間 午前10時~午後6時(入館は午後5時30分まで) 会場 漱石山房記念館 2階資料展示室 休館日 毎週月曜日(祝休日の場合は翌平日) 観覧料 一般300円、小中学生100円 ※団体(20名以上・要事前連絡)は個人の観覧料の半額 ※小中学生は土日祝日は無料 ※障害者手帳等をお持ちの方は手帳のご提示で無料(介助者1名無料) ※メンバーズ倶楽部会員の方は会員証のご提示で無料 主催 新宿区立漱石山房記念館(公益財団法人新宿未来創造財団) 漱石の作品は、漱石の存命中から翻訳されてきました。 『吾輩は猫である』(1905(明治38)年)の英訳本『I am a cat』は、原書の刊行から 1年足らずで刊行されています。漱石は、「虞美人草」や「草枕」のドイツ語訳出版の相談に対し、 「それから」や「倫敦塔」の方を薦めるなど、自著の翻訳に一家言を持っていました。 漱石没後、「坊っちゃん」や「草枕」などの英訳本が刊行されますが、日本語が読める読者は、 漱石作品特有のテンポや滑稽、風刺の表現がどのように訳されたかを原文と読み比べて楽しんでいたようです。 現在、漱石の作品は、40以上の言語に翻訳され世界中で読まれています。 本展示では、外国語の書籍を数多く所蔵する国際交流基金ライブラリーの協力を得て、 英訳本を中心に、翻訳された漱石作品を展示し、文章の違いやブックデザインを味わいます。 併せて、広告の校正原稿や、翻訳者が漱石遺族と交わした手紙など、翻訳に係わる資料も展示します。 外国語というフィルターを通して一層鮮やかに浮かび上がる漱石の日本語もお楽しみください。 ギャラリートーク 令和7年5月4日、6月1日、7月6日、いずれも日曜日 午後2時~2時20分 会場:漱石山房記念館 地下1階講座室 申し込み不要、無料です。直接地下1階講座室にお越しください。
2025早稲田大学歴史館企画展 古代エジプトの生活 ~早大隊の発掘調査から辿る古代の暮らし 早稲田大学のエジプトにおける調査・研究の歩みは、1966年に始まります。当時、第一文学部の学生であった吉村作治氏(早稲田大学名誉教授・東日本国際大学総長)を学生隊長とする学生5人は、タンカー「東海丸」に乗ってエジプトに向かいました。現地で合流した川村喜一隊長(当時早稲田大学講師、後に教授)とともにジェネラルサーベイ(遺跡調査)を実施し、これが、現在の日本のエジプト考古学の基礎となりました。 その後、発掘権をエジプト政府からいただき、最初の発掘地となったのが、マルタカ南遺跡であり、その出土品の一部を研究のために持ち帰ることができました。 本企画展では、これらの貴重な資料を用いて、古代エジプト人の生活をさまざまな視点から紹介いたします。ファラオたちの壮麗な世界の陰に息づいていた、名もなき人々の暮らし。一般の人々がどのように生き、何を思い、どのような日々を送っていたのか――その素顔に迫る貴重な機会となっています。 休館日:水曜日、5月3日(土)~5月6日(火) *ただし、5月14日(水)、21日(水)は、Museum Week により臨時開館。ご来館の際には、HPなどで開館に関する最新情報をご確認ください。 主催 早稲田大学考古資料館/早稲田大学歴史館
印刷博物館で3期連続展示スタート 日本を代表する小説家・京極夏彦氏が、印刷博物館(文京区)の第4代館長に就任したことを記念し、特設コーナーでの展示企画が2025年4月12日(土)より開催。 展示は3期にわたって構成されており、第Ⅰ期(4月12日~8月3日)は「京極夏彦の著作」にフォーカス。小説家でありながら、造本や版面設計まで手がける“意匠家”としての顔を持つ京極氏。その表現世界を、印刷博物館が所蔵する資料とともに紹介されます。 京極氏の造本は、独自の美意識と緻密な設計思想に裏打ちされており、書体選びから紙質、装丁に至るまで一貫した哲学があります。その姿勢は、印刷博物館が掲げる「印刷文化学」とも重なり、今回の展示では、文字とデザイン、そして物語がいかに融合するかをご覧いただけます。 会場は、企画展・常設展の一部展示室を利用した特設コーナー。展示は「黒の芸術」(4月26日〜7月21日)や常設展開催時と併せて観覧可能で、通常の入場料で楽しめます。また、展示替え期間(4月12日~24日、7月23日~30日)には無料公開も実施されるとのこと。 本という存在に宿る“表現”の広がりを、この機会にぜひ体感してみてください。 第Ⅰ期(4月12日〜8月3日) 京極夏彦の著作 第Ⅱ期(8月5日〜11月3日) 京極夏彦と江戸期の版本 第Ⅲ期(11月5日〜2026年3月1日) 当館所蔵コレクションでみる『書楼弔堂』 ※展示タイトル、会期は変更になる可能性があります 休館日 毎週月曜日(ただし、5月5日、7月21日は開館)、4月25日(金)、5月7日(水)、7月22日(火) 開館時間 10:00~18:00(入場は17:30まで) 入場料 一般1000円、学生500円、高校生300円、中学生以下無料 ※4月26日(土)~7月21日(月・祝) 企画展「黒の芸術」 開催時 一般500円、学生200円、高校生100円、中学生以下無料 ※7月31日(木)~8月3日(日) 常設展開催時 ※展示室の一部を使った特設コーナーでの展示です。企画展、常設展の入場料でご覧いただけます ※20名以上の団体は各50円引き ※70歳以上の方は無料 ※障がい者手帳等をお持ちの方、および付き添いの方は無料 ※5月5日(月・祝)こどもの日は無料 ※4月12日(土)~24日(木)、7月23日(水)~30日(水)は展示室の展示替えのため部分開館(入場無料) ◆紀伊國屋書店×印刷博物館 京極夏彦館長就任記念キャンペーン実施! 京極夏彦の新館長就任を記念し、紀伊國屋書店とコラボレーションし、就任記念キャンペーンを実施されます。内容は以下の通りとなります。 【紀伊國屋書店】 東京、神奈川、千葉、埼玉の紀伊國屋書店23店舗(洋書専門店 Books Kinokuniya Tokyoを除く)で京極夏彦の著作物(単著のみ。共著、アンソロジー、コミカライズ、絵本などは含みません)をお買い上げの方に、京極夏彦直筆メッセージをプリントしたレシートを発行いたします。 対象期間:4月26日(土)~5月31日(土) 【印刷博物館】 京極夏彦館長のメッセージ入りレシートを印刷博物館入場時にご提示いただくと、企画展「黒の芸術」を優待価格でご覧いただけます。館長就任記念展示も合わせてご覧いただけます。 対象期間:4月26日(土)~7月21日(月・祝) 優待価格:一般¥1,000→¥500 学生¥500→¥200 高校生¥300→¥100 ※他の割引との併用はできません ※レシート優待は会期中1回に限り有効です <開催概要> 主催 TOPPANホールディングス株式会社 印刷博物館 協賛 株式会社トータルメディア開発研究所 協力 株式会社ラクーンエージェンシー、株式会社講談社
「αMプロジェクト2025–2026」第1弾 アートユニットIDEAL COPYによる展覧会〈Channel: Musashino Art University 1968–1970〉が4月12日から6月14日まで開催。 本展は、1968〜70年の学園紛争と、それに参加した武蔵野美術大学の学生たちの行動を出発点に、社会の制度や記憶を見つめ直す試みです。特に、学生がデモに参加するために構内のレンガを抜き取り都心に持参したという逸話に着目し、展示では床に並べられた100個のレンガによって、歴史と美術、そして表現の意味を問いかけます。IDEAL COPYの活動は、社会の仕組みや価値の転換に目を向けたものであり、本展もまた、立ち止まり、振り返り、そして前を向くための時間となることを願って企画されています。 ゲストキュレーター 大槻晃実(芦屋市立美術博物館) 参加アーティスト IDEAL COPY 助成:公益財団法人 花王芸術・科学財団 協力:日本写真印刷コミュニケーションズ株式会社、LAERA
近年新たに加わった収蔵品から、精選した資料を公開いたします。 近現代の演劇に関わるもの、海外の資料など、スターの面影や名場面がよみがえるような、多彩な演劇の世界をお楽しみください。 <古典芸能> ・19世紀上方の人気役者、三代目中村歌右衛門を描いた肉筆浮世絵 ・昭和の地唄舞の華、武原はん自筆の書 <近現代の演劇> ・幅広いジャンルで時代を牽引した舞台美術家、朝倉摂の舞台デザイン原画 ・昭和から平成にかけて広く愛された大女優、森光子の衣装 ・新国劇からテレビや映画の世界に羽ばたいた俳優、緒形拳の衣装や行李 ・商業演劇の大作家、北條秀司のスクラップブックや屏風仕立ての絵看板 など ・越路吹雪が描かれた看板 ・1960年代の歌舞伎海外公演の貴重なアルバム ・19世紀オペラの台本・楽譜 ・文化大革命以前の中国の芸能・映画資料 など 会期:前期 2025年3月24日(月)- 4月27日(日) 後期 2025年5月12日(月)- 8月3日(日) 開館時間:10:00~17:00 (火・金曜日は19:00まで) 会期中の休館日:4月2日(水)、16日(水)、5月28日(水)、6月4日(水)、18日(水)、7月2日(水)、16日(水) ※4月28日(月)- 5月11日(日)は展示替えの為、閉室となります 会場:早稲田大学演劇博物館 1階 特別展示室 入館無料 主催:早稲田大学演劇博物館・演劇映像学連携研究拠点
日比義也コレクションは、日本・中国の愛石家たちが石を主題に作った書画からなります。本コレクションを築いた日比義也氏は鉄道会社運営のかたわら、盆石書画の研究と蒐集に努められました。 早稲田大学會津八一記念博物館は、氏によって多年にわたり蒐集されたこの稀有なコレクションを継続的にご寄贈いただき、現在124点を数えるに至りました。本展覧会では、新たな受贈作品を含めたコレクションの中から精選した作品が紹介されています。 物言わぬ石を愛でた先人たちが、どのようにして石と語らい、石に遊んだのか、盆石書画の世界を通してご堪能ください。 休館日はこちら
新成人を迎えるみなさまに、赤城神社より成人式の前撮りプランをご案内させていただきます。 赤城神社内の美粧室でヘアメイクのお支度と、赤城神社境内で素敵なスナップ撮影、そして成人式奉告祈願も含まれたプランです。 成人式典当日は何かとお忙しいので、こちらの前撮りプランでは、春の赤城神社を背景に、素敵なシーンをたっぷりスナップ撮影いたします。 まずは、ご希望の日時をお問い合わせページよりご相談お願いいたします。 赤城神社の洗練された空間で、一生の思い出になるひとときをお過ごしください。 【期間限定特別価格】 60,000円 【実施期間】 2025年3月15日〜5月30日 【プランに含まれるもの】 ・成人式奉告祈願 (実施期間の中で、ご祈願日をお選び頂きます) ・振袖着付け ・ヘアセットメイク ・スナップ写真撮影 お渡しデータ50カット以上のスナップ撮影(撮影時間45分間) ※成人式振袖レンタルをご希望の際は、赤城神社提携衣裳店をご紹介いたします。 ☆当プランご利用特典☆ 成人式当日の着付けヘアメイクをご予約希望のお客さまに、美容お支度料通常価格より10%割引きいたします
ガラス張りの美しい社殿で、大切な誓いを交わす──。 そんな理想の結婚式を、赤城神社で叶えませんか? 忙しくて結婚式準備に時間をかけられないお二人でも、 衣装・美容・撮影すべてが揃った特別プラン なら安心。 さらに 結婚式も含まれた春限定プラン を、期間限定価格でご案内いたします。 まずは、ご希望の日時をお問い合わせページよりご相談お願いいたします。 【春の特別限定価格】 18万円(通常20万円) 【実施期間】 2025年3月〜7月の平日 【プランに含まれるもの】 ・結婚式奉告祭 新郎新婦お二人の結婚式 ・婚礼衣装 新郎様 紋付羽織袴 1点 新婦様 白無垢 1点 ・婚礼美容 新郎様 着付け 新婦様 着付け ヘアセットメイク ・婚礼写真 お渡しデータ50カット以上のスナップ撮影(撮影時間45分間)
今回の特別公開では、戦傷病者やそのご家族が歩んできた歴史を伝える貴重な資料を展示しています。戦地での負傷や病気、戦後の療養生活、社会復帰への道のりなど、実際の体験談や手記、写真、愛用品などを通して紹介。さらに、当時の医療器具や義肢、記録映像なども展示され、戦争がもたらした現実と、それを乗り越えた人々の記録です。 展示Ⅰ 戦傷病者が記した体験記 戦場で負傷し、その後の人生を歩んだ戦傷病者たち自身の証言を展示。痛みや葛藤、仲間への想い、そして生き抜く力が静かに綴られています。 展示Ⅰ 戦傷病者の妻が記した体験記 夫の介護や子育て、生活の支えなど、戦傷病者を陰で支え続けた妻たちの声。語られにくかった彼女たちの苦労と想いが綴られています。 展示Ⅱ 団体のまとめた体験記 団体がまとめた戦傷病者やその家族の体験記を展示。戦地での記憶、支えた妻の苦労、子や孫が綴る家族の姿など、多様な証言から戦争の現実と家族の絆が浮かび上がります。 主 催:しょうけい館(戦傷病者史料館) 会 期: 令和7年3月4日(火)~6月1日(日) 会 場: しょうけい館2階 企画展示室 入場料: 無 料 開館時間: 10:00~17:30(入館は17:00まで)、5月5日(月)は開館 休館日: 毎週月曜日、5月7日(水) 【証言映像上映】 内 容:企画展に関連する映像を上映します。 上映場所: しょうけい館2階 シアター ※団体プログラム等によって、上映内容を変更・休止する場合があります。
山本容子版画展「世界の文学と出会う〜カポーティから村上春樹まで」 銅版画家として、展覧会やブックデザイン、広告、パブリックアートなど、多彩な活動を続ける山本容子。 初めて文学をテーマにしたのは1979年、27歳のとき。トルーマン・カポーティの小説を描いた「CAPOTE SUITE」でした。この作品がきっかけとなり、カポーティのクリスマス三部作『おじいさんの思い出』『あるクリスマス』『クリスマスの思い出』(村上春樹訳、1988年-1990年)が生まれ、その後、シェイクスピア、ルイス・キャロルなどの作品を題材にした版画を次々に発表しました。最新作はカーソン・マッカラーズの『哀しいカフェのバラード』(村上春樹訳、2024年9月)。 本展は、2025年にデビュー50周年を迎える山本容子の膨大な作品の中から「世界の文学」をテーマに構成、ご紹介いたします。山本容子が描きだす、豊かなイメージに彩られた世界をどうぞご覧ください。 2025年3月3日より、II期展示がスタートしました。『赤毛のアン』や『不思議の国のアリス』といった世界で親しまれている児童文学や絵本の作品も加わり、山本容子が描く色鮮やかな世界が広がっています。物語に登場する個性豊かな人物や動物たちが、皆さんを楽しくお迎えします。お子さまやご家族連れも大歓迎です。ぜひお気軽にお立ち寄りください。 最新作のアトリエ制作風景も再現。最新作のカーソン・マッカラーズ『哀しいカフェのバラード』。このアトリエの制作風景を展示室に再現します。作品とあわせて制作過程の資料も展示。作品がどのようにして生み出されたのか、ぜひ想像しながらご覧ください。 山本容子(やまもと・ようこ) 1952年埼玉県生まれ、大阪育ち。銅版画家。 京都市立芸術大学西洋画専攻科修了後、’78年日本現代版画大賞展西武賞、’92年『Lの贈り物』(集英社)で講談社出版文化賞ブックデザイン賞受賞。’07年京都府文化賞功労賞、’13年京都市文化功労者。主な展覧会として、’02-’03年「山本容子の美術遊園地」展(伊勢丹美術館他全国10美術館を巡回)、’09年「YokoYamamoto’s Princesses」(Agenzia04/イタリア・ボローニャ)、’09-’10年「不思議の国の少女たちー山本容子のワンダーランド」展(ふくやま美術館、埼玉県立近代美術館)など多数。都会的で軽快洒脱な色彩で、独自の銅版画の世界を確立。絵画に音楽や詩を融合させ、ジャンルを超えたコラボレーションも展開。その他数多くの書籍の装幀、挿画をてがける。さらに’05年からは“ホスピタル・アート”に取りくみ、医療現場での壁画制作にも活動の場を広げている。 会期 : 2024年10月1日(火)-2025年5月27日(火) I期:2024年10月1日(火)-2025年1月31日(金)<終了> II期:2025年3月3日(月)-2025年5月27日(火) ※2025年2月1日~3月2日は休館 開館時間:10:00〜17:00 休館日:毎週水曜日ほか ※詳細は早稲田大学国際文学館ウェブサイトでご確認ください。 入館料:無料 会場 : 早稲田大学国際文学館 2階展示室ほか 主催 : 早稲田大学国際文学館 協力 : オフィス・ルカス
物語を感じられる図柄や季節を表現した色彩が、絵画のように美しい友禅染。 手描きの友禅染は、世界に誇れる技法で描かれております。 「若い人たちに着物を知ってもらいたい」と、友禅染職人の多田昌子さんは、力強くも繊細な筆致で数々の作品を世に送り出してきました。 そんな多田さんの一点ものの貴重な額絵を展示販売いたします。 季節に合わせて飾るもよし、特別な日に飾るもよし。 まずはその美しい作品たちをご覧ください。
新たな門出を迎える皆様へ――。 赤城神社では、成人式を迎える方々のために、祈祷を随時承っております。 皆様のこれからの成長と幸福をお祈りしいたします。 祈願は一年中承りますので、都度、社務所にお問合せください。 建築家隈研吾氏が設計した、ガラス張りの美しい拝殿で、一生の思い出に残る祈願はいかがでしょうか。