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入場無料【霞会館記念学習院ミュージアム】Re:辻邦生――作家をめぐる人と世界(モノ)」

端正な文体と壮大な構想による歴史小説で知られる作家・辻邦生(1925–1999)。
その文学は、人との出会いや場所の記憶、美術・音楽・演劇など多彩な芸術との交わりのなかで育まれました。

学習院ミュージアムのリニューアル後、初めての文学展として開催される「Re:辻邦生」。Part2となる本展では、自筆書簡、創作メモ、日記、旧蔵書、愛用品、美術作品などを通して、作家・辻邦生の創作の背景と、人間的な魅力を紹介します。

会場の中心となるのは、辻が生涯にわたって書き続けた100冊の日記『JOURNAL』。そこに残された言葉からは、作品へとつながる思考の断片や、日々のなかで育まれた創造の軌跡が浮かび上がります。

文学作品だけでは見えてこない、語り合い、美しいものに心を動かされ続けた、ひとりの人間としての辻邦生に出会える展覧会です。

👇見どころ
・100冊の日記『JOURNAL』を展示
本展の核となるのは、辻邦生が生涯にわたって書き続けた100冊の日記。
作家の思考や記憶、創作の源にふれることができます。

・交流が育んだ文学世界
森有正、ドナルド・キーン、武満徹、仲代達矢、北杜夫、加賀乙彦ら、同時代の知識人たちとの交流資料を紹介。
友情や対話が、辻の思索と創作をどのように広げていったのかをたどります。

・美術・音楽・演劇とのつながり
辻邦生の文学は、小説の枠にとどまらず、美術、音楽、演劇とも深く響き合っていました。
山本容子、小泉淳作、藪野健らの作品や、武満徹との舞台作品に関する資料から、辻文学の多面的な魅力を紹介します。

・暮らしのなかにあった芸術
建築家・磯崎新が設計した軽井沢山荘、妻・佐保子と交わしたイラスト入りの手紙、画家たちから贈られた絵画作品なども展示。
美しいものを愛し、日々の暮らしを大切にした氏の人柄が感じられます。

・あらためて開かれる辻文学
学習院での出会いをきっかけに生まれた長編小説『樹の声 海の声』や、作曲家・武満徹との舞台化作品『祝典喜劇 ポセイドン仮面祭』など、これまで大きく紹介される機会の少なかった作品にも注目。
歴史小説の作家というイメージにとどまらない、幅広い辻邦生像に出会えます。

👇辻邦生について
辻邦生は1925年、東京生まれ。東京大学でフランス文学を学び、1957年から妻・佐保子とともにパリへ留学しました。
帰国後、『廻廊にて』を発表。その後、『安土往還記』『嵯峨野明月記』『背教者ユリアヌス』『春の戴冠』などを次々に発表。1995年には『西行花伝』で谷崎潤一郎賞を受賞しました。
また、学習院大学で長年フランス文学を教える一方、美術、音楽、映画、演劇、旅についての文章も多く残しました。
期間 2026.06.23(火)~08.01(土)
時間 10:00〜17:00(最終入館時間 16:30)
休館日:日曜・祝日
場所 霞会館記念学習院ミュージアム
住所 〒171-8588 東京都豊島区目白1-5-1 学習院大学目白キャンパス内
参加費 入館無料
お問い合わせ 主催:学習院大学史料館(霞会館記念学習院ミュージアム)
協力:辻邦生生誕100年記念事業組織委員会
関連サイト https://www.museum.univ.gakushuin.ac.jp/
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