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【令和8年度夏季展】大名家の狂言道具コレクション(仮)
狂言は、室町時代より続く喜劇的な要素を持った芸能です。登場人物は庶民的なキャラクターが多く、中世の人々の日常を題材とし、笑いを通して人間の本質を大らかに、また鋭く描写します。神秘的な世界を描く能の合間に、能舞台で演じられますが、大がかりな舞台装置は用いず、台詞としぐさによって物語を進行させます。台詞は古典的な日本語ですが、シンプルな言葉と誇張された動作で、分かりやすくユーモラスな表現が特徴です。
細川家は初代幽斎(ゆうさい)の頃より能楽を愛好したため、永青文庫には能や狂言の道具が多く伝えられています。狂言に関してだけでも装束は約100件、面(おもて)は30面あまりを数えます。
素襖(すおう)や肩衣(かたぎぬ)、半袴(はんばかま)などの狂言装束は、麻地に染模様が特徴で、素朴ななかにもインパクトがあり、楽しいデザインが多く見られます。また狂言面は、誇張した表情の滑稽味あふれるものや、動物などの親しみやすいものが用いられます。そうした装束や面は狂言の魅力を引き立てる重要な要素です。
本展では、永青文庫の所蔵品から、狂言の魅力を分かりやすくご紹介します。狂言ならではのデザインや楽しさにふれて頂ければ幸いです
交通案内
《バス》JR目白駅(「目白駅前」バス停)・副都心線雑司が谷駅 出口3(「鬼子母神前」バス停)より、都営バス「白61 新宿駅西口」行きにて「目白台三丁目」下車徒歩5分
《都電》都電荒川線早稲田駅より徒歩10分
《地下鉄》有楽町線江戸川橋駅(出口1a)より徒歩15分/東西線早稲田駅(出口3a)より徒歩15分
《ドコモ・バイクシェア》E2-14. 永青文庫
永青文庫とは
肥後熊本藩54万石を治めた細川家の下屋敷跡に建つ、東京で唯一の大名家の美術館としても有名です。昭和25(1950)年に16代当主・細川護立が設立し、大名 細川家に伝わる武具・茶道具・書画や、護立が収集した近代日本画・中国古美術などを所蔵。年に数回、テーマを替えて展覧会を開催しています。
SNS:https://x.com/eiseibunko / https://www.instagram.com/eiseibunko
| 期間 | 2026.07.11(土)~09.06(日) |
|---|---|
| 時間 | 10:00〜16:30(最終入館時間 16:00) |
| 場所 | 永青文庫 ※休館日は毎週月曜日(ただし7/20は開館し、7/21は休館) |
| 住所 | 〒112-0015 東京都文京区目白台1-1-1 |
| 参加費 |
<入館料> 一般:1,000円 シニア(70歳以上):800円 大学・高校生:500円 ※中学生以下、障害者手帳をご提示の方及びその介助者(1名)は無料 |
| お問い合わせ | 03-3941-0850 |
|---|---|
| 関連サイト | https://www.eiseibunko.com/index.html |
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