催事・イベント
村上春樹の言葉に寄り添う銅版画——「大橋歩 村上ラヂオの版画展」開催中 早稲田大学国際文学館 収蔵記念企画 早稲田大学国際文学館(通称:村上春樹ライブラリー)では現在、「大橋歩 村上ラヂオの版画展」を開催しています。本展は、イラストレーター・エッセイストとして長年にわたり活躍されている大橋歩さんより寄贈された、村上春樹さんの人気連載「村上ラヂオ」の銅版画212点を一挙にご覧いただける貴重な機会です。 「村上ラヂオ」は、2000年に雑誌『アンアン』(マガジンハウス)で始まったエッセイ連載です。村上春樹さんの軽やかで深みのある文章に、大橋さんの繊細な挿絵が添えられ、多くの読者の共感を集めました。約10年の時を経て連載は再開され、2012年まで続く人気シリーズとなりました。これまでに『村上ラヂオ』『…
武良茂(水木しげる)の戦争体験 令和7年度 戦後80年 特別企画展 本展では、戦争で左腕を失いながらも、その後に漫画家として『ゲゲゲの鬼太郎』や『悪魔くん』など数々の人気作品を世に送り出した水木しげる(本名:武良茂)氏の貴重な戦争体験に焦点を当てています。水木氏は太平洋戦争中、パプアニューギニアの戦地に出征し、過酷な軍隊生活やマラリアの罹患、そして爆撃による重傷を経験しました。また、現地の人びととの心温まる交流も、自身の戦争観に大きな影響を与えたといわれています。そうした体験をもとに描かれた代表作『総員玉砕せよ!』や『昭和史』などの作品資料をはじめ、氏の言葉やスケッチなどを通して、「戦地を生きた一人の人間」としての水木氏の姿を浮かび上がらせています。 水木しげるの作品は、戦争の悲惨さや理不尽さを、決し…
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戦後80年、舞台が語る「戦争の記憶」 早稲田大学演劇博物館 春季企画展「演劇は戦争体験を語り得るのか」開催 2025年、第二次世界大戦の終結から80年という節目の年に、演劇は何を語り、どのように記憶を継承してきたのか――。 早稲田大学坪内博士記念演劇博物館にて、春季企画展「演劇は戦争体験を語り得るのか――戦後80年の日本の演劇から――」が、2025年5月12日より開催されます。 演劇は、戦争という極限状況にどう向き合ってきたのか。小説や映画とは異なり、俳優の肉声、舞台装置、沈黙までもが語りとなる演劇という表現は、時に比喩的に、時に鋭く直接的に、戦争の影を描いてきました。 本展では、戦後演劇における「戦争」を主題とした多様なアプローチを、公演ポスターや戯曲原稿、舞台美術模型、公演映像などを通して…
黒の芸術 グーテンベルクとドイツ出版印刷文化 グーテンベルクの発明は魔術だったのか 1000年以上の歴史を有する印刷史のなかでもグーテンベルクによる活版印刷術の発明は大事件でした。 中世末期の15世紀なかばに確立されたこの技術は、テキストの複製手段が主に手写だったヨーロッパを瞬く間に席巻しました。発祥の地ドイツでは、魔術や魔法を意味する「ディ・シュヴァルツェ・クンスト(die schwarze Kunst)」と呼ばれ、独自の出版印刷文化が形成されます。 本展では、今日産業の領域で過去のものとみなされている活版印刷術と活字書体が国の文化形成に大きく影響を与えてきた様子を、その技術を生み、誇りとして現代に継承するドイツを通じて振り返るとともにグーテンベルクの功績に迫ります。 2025年4月26日(土) ~ 20…
印刷博物館で3期連続展示スタート 日本を代表する小説家・京極夏彦氏が、印刷博物館(文京区)の第4代館長に就任したことを記念し、特設コーナーでの展示企画が2025年4月12日(土)より開催。 展示は3期にわたって構成されており、第Ⅰ期(4月12日~8月3日)は「京極夏彦の著作」にフォーカス。小説家でありながら、造本や版面設計まで手がける“意匠家”としての顔を持つ京極氏。その表現世界を、印刷博物館が所蔵する資料とともに紹介されます。 京極氏の造本は、独自の美意識と緻密な設計思想に裏打ちされており、書体選びから紙質、装丁に至るまで一貫した哲学があります。その姿勢は、印刷博物館が掲げる「印刷文化学」とも重なり、今回の展示では、文字とデザイン、そして物語がいかに融合するかをご覧いただけます。 会場は、企画展・常…
近年新たに加わった収蔵品から、精選した資料を公開いたします。 近現代の演劇に関わるもの、海外の資料など、スターの面影や名場面がよみがえるような、多彩な演劇の世界をお楽しみください。 <古典芸能> ・19世紀上方の人気役者、三代目中村歌右衛門を描いた肉筆浮世絵 ・昭和の地唄舞の華、武原はん自筆の書 <近現代の演劇> ・幅広いジャンルで時代を牽引した舞台美術家、朝倉摂の舞台デザイン原画 ・昭和から平成にかけて広く愛された大女優、森光子の衣装 ・新国劇からテレビや映画の世界に羽ばたいた俳優、緒形拳の衣装や行李 ・商業演劇の大作家、北條秀司のスクラップブックや屏風仕立ての絵看板 など ・越路吹雪が描かれた看板 ・1960年代の歌舞伎海外公演の貴重なアルバム ・19世紀オペラの台本・楽譜 ・文化大革命以前の中国の芸…
ガラス張りの美しい社殿で、大切な誓いを交わす──。 そんな理想の結婚式を、赤城神社で叶えませんか? 忙しくて結婚式準備に時間をかけられないお二人でも、 衣装・美容・撮影すべてが揃った特別プラン なら安心。 さらに 結婚式も含まれた春限定プラン を、期間限定価格でご案内いたします。 まずは、ご希望の日時をお問い合わせページよりご相談お願いいたします。 【春の特別限定価格】 18万円(通常20万円) 【実施期間】 2025年3月〜7月の平日 【プランに含まれるもの】 ・結婚式奉告祭 新郎新婦お二人の結婚式 ・婚礼衣装 新郎様 紋付羽織袴 1点 新婦様 白無垢 1点 ・婚礼美容 新郎様 着付け 新婦様 着付け ヘアセットメイク ・婚礼写真 お渡しデータ50カット以上のスナップ撮影(撮影時間45分間)
物語を感じられる図柄や季節を表現した色彩が、絵画のように美しい友禅染。 手描きの友禅染は、世界に誇れる技法で描かれております。 「若い人たちに着物を知ってもらいたい」と、友禅染職人の多田昌子さんは、力強くも繊細な筆致で数々の作品を世に送り出してきました。 そんな多田さんの一点ものの貴重な額絵を展示販売いたします。 季節に合わせて飾るもよし、特別な日に飾るもよし。 まずはその美しい作品たちをご覧ください。
「赤城神社で絵を描こう! お絵描き教室&コンクール」 楽しい絵画の冒険へ! 想像力をかきたて、創造力を育むアート体験にご参加いただけます。人気のお絵描き教室ですので、お早めにお申し込みください。当日はモグハル君も遊びに来ますので、小さいお子様にも喜んでいただけます。今年のテーマは「私の好きな夏」です。 また3月1日(土)は、あかぎマルシェも行われますので、合わせてお楽しみください。 講師は昨年に引き続き、ラメ彩輝画家 滝沢彩輝先生。 みなさんの個性あふれる作品を楽しみにしています! ◆開催日 2025年 3/1(土)、4/5(土)、5/25(日) 各日 ① 10:00受付 10:30開始〜12:00(最終入場11:00) ② 13:00受付 13:30開始〜15:00(最終入場14:00) 作品完成次第終了。退出自…
新たな門出を迎える皆様へ――。 赤城神社では、成人式を迎える方々のために、祈祷を随時承っております。 皆様のこれからの成長と幸福をお祈りしいたします。 祈願は一年中承りますので、都度、社務所にお問合せください。 建築家隈研吾氏が設計した、ガラス張りの美しい拝殿で、一生の思い出に残る祈願はいかがでしょうか。
早稲田大学国際文学館では現在、「国際文学館翻訳プロジェクト」の成果を紹介する特別展示を開催しています。本展示では、翻訳者たちの手によって国境や言語の壁を越え、世界へと羽ばたいた日本文学の2作品を紹介します。 ひとつは、日英翻訳家・米田雅早(Asa Yoneda)氏が英訳を手がけた、川上弘美『大きな鳥にさらわれないよう』(英題:Under the Eye of the Big Bird)。2025年の国際ブッカー賞 最終候補作に選ばれた本作は、翻訳という営みの力が、現代日本文学をいかに世界へ届けているかを象徴する一冊です。 もうひとつは、2024年11月に本プロジェクトの招聘で来日・滞在した翻訳者ポリー・バートン(Polly Barton)氏による、柚木麻子『BUTTER』の英訳。イギリスで40万部を超えるベスト…
新宿歴史博物館 令和7年度所蔵資料展「新宿の郷土史家たち」 新宿歴史博物館にゆかりのある山中共古(やまなかきょうこ)、浅田澱橋(あさだでんきょう)、山下重民(やましたしげたみ)、山田一(やまだはじめ)、一瀬幸三(いちのせこうぞう)、芳賀善次郎(はがぜんじろう)の6人の郷土史家を紹介し、彼らに関する資料、旧蔵品を展示します。 【開催期間】 4月26日(土)~6月29日(日) 【時間】 9:30~17:30(入館は17:00まで) 【休館日】 4月28日、5月12日・26日、6月9日・23日 いずれも月曜日 【会場】 新宿歴史博物館 地下1階企画展示室 【料金】 無料 【お問い合わせ】 新宿歴史博物館(四谷三栄町12-16) TEL:03-3359-2131 ■関連イベント(1) ギャラリートーク 担当学芸員が展示の解…
《通常展》テーマ展示 外国語になった漱石作品 開催期間 2025年4月24日~2025年7月13日 開催時間 午前10時~午後6時(入館は午後5時30分まで) 会場 漱石山房記念館 2階資料展示室 休館日 毎週月曜日(祝休日の場合は翌平日) 観覧料 一般300円、小中学生100円 ※団体(20名以上・要事前連絡)は個人の観覧料の半額 ※小中学生は土日祝日は無料 ※障害者手帳等をお持ちの方は手帳のご提示で無料(介助者1名無料) ※メンバーズ倶楽部会員の方は会員証のご提示で無料 主催 新宿区立漱石山房記念館(公益財団法人新宿未来創造財団) 漱石の作品は、漱石の存命中から翻訳されてきました。 『吾輩は猫である』(1905(明治38)年)の英訳本『I am a cat』は、原書の刊行から 1年足らずで刊行されています。…
GRAPHIC TRIAL 2025 -FIND- 事前申込必要 本企画は、第一線で活躍するクリエイターとTOPPANが協力して新しい印刷表現を探るプロジェクトです。技術の進化やメディアの多様化は印刷表現にも大きく影響を与え、新しい領域が次々と生まれてきています。GRAPHIC TRIALは、オフセット印刷、インクジェット、スクリーン印刷などの印刷方式と製版手法に加え、加工技術や多様なメディア表現も柔軟に取り込み、次世代の印刷表現を追求していきます。 19回目を迎えた今回のテーマは「FIND」。 慣れ親しんだいつもと変わらぬ世界でも、視点や気持ちを切り替えてみるだけで、驚くほど新鮮な切り口が見つかることがあります。そんな斬新さに満ちた“発見” を求め、多様なジャンルで躍動する4人のクリエイターが印刷…
常設展特設コーナー展示替え「生誕100年 三島由紀夫」 「仮面の告白」「金閣寺」「豊饒の海」などで知られる作家・三島由紀夫(1925–1970)は、戦後日本文学を代表する存在です。鋭い美意識と緻密な文体、演劇や政治活動への関心など、作家を超えて多彩に活躍しました。その生涯は、今なお国内外で注目されています。 この展示では、四谷で生まれ育った「新宿ゆかりの作家」三島由紀夫の生誕100年を記念し、彼の著作や関連資料を紹介しています。 【会 期】4月1日(火)~6月30日(月) 【時 間】9:30~17:30(入館は17:00まで) 【休館日】第2・4月曜日(祝休日の場合は翌平日) 【会 場】新宿歴史博物館 地下1階常設展示室特設コーナー 【観覧料】常設展観覧料 一般300円 小中学生100円 ※小中…