催事・イベント
光と記憶が重なる、香港の風景 黄憬珩 個展「浮世港景」開催 VICTORIA1842にて、黄憬珩による個展「浮世港景」が開催されます。 本展では、香港の風景や街の光景、そこにある物や気配を、作家自身の記憶や体験を通して再構成。見慣れた都市の風景が、光と色彩をまとい、どこか夢の中のような詩的な世界として描き出されます。 黄憬珩は、香港のコレクター一家に生まれ、幼い頃から伝統文化に親しんできました。中国書画を学び、伝統的な国画や書を大切にしながらも、金色の光や鮮やかな色面を取り入れ、現代的な表現へと広げています。 作品には、伝統的な筆の動きと、都市の光のような色彩が重なり合い、繊細でありながら印象的なリズムが感じられます。国画では、色の層が重なることで、現代印象派を思わせるような奥行きを生み出し、書では、小さな文字の端正な美しさ、大きな文字の力強さがそれぞれに表れています。 伝統と現代、記憶と風景、静けさと華やかさ。 香港という都市の印象を、作家ならではのまなざしで描いた展覧会です。 期間限定のオリジナルグッズ販売 作品鑑賞とあわせて、展覧会ならではの小さな楽しみもぜひお持ち帰りください。 初日に「彩色中国画ワークショップ」開催 参加には事前申込が必要ですので、下記よりお申込みください。 日時|2026年6月13日(土)13:00〜15:00 内容|彩色中国画ワークショップ 申込|詳細はこちら ※ワークショップ開催中は、展示鑑賞を一時休止します。 開催概要 黄憬珩 個展「浮世港景」 会期|2026年6月13日(土)〜7月5日(日) 開館時間|金曜日 14:00〜20:00、土・日曜日 12:00〜18:00
早稲田大学演劇博物館 2026年度春季企画展 千変万化する恋 日本のロマンチック・コメディ映画の輝き 「恋愛」という言葉が生まれた明治時代以降、人々の間で少しずつ広がってきた“恋をする”という価値観。 昭和初期には、恋愛は知識人だけのものではなく、日常の中に自然と溶け込んでいきました。 同じ頃、日本映画も大きな進化を遂げながら、人々のさまざまな恋のかたちをスクリーンに映し出してきます。 本展では、演劇博物館の貴重な資料をもとに、日本のロマンチック・コメディ映画が描いてきた“恋の変遷”をたどります。新婚夫婦の日常にある葛藤や喜び、都市で生きる女性たちの恋、戦後に広がった自由な恋愛、そして個性あふれるヒロインたちの物語まで。時代の変化とともに移り変わる恋愛観や結婚観、そして社会の価値観を、映画を通して感じられる展示です。さらに近年の東アジアの映画やドラマにも目を向け、ロマンチック・コメディが今どのように広がっているのかも紹介します。 笑いとときめきにあふれる“恋の物語”を、ぜひ会場でお楽しみください。 会期:2026年5月15日(金)~8月2日(日) 開館時間:10:00〜17:00(火・金曜日は19:00まで) 休館日:2026年5月27日(水)、6月3日(水)・17日(水)、7月1日(水)・15日(水) *日程は都合により変更する場合がありますので、最新情報は公式ホームページをご確認の上、ご来場ください。 入館無料 会場:早稲田大学演劇博物館2階 企画展示室Ⅰ・Ⅱ・特設ギャラリー 主催:早稲田大学演劇博物館・演劇映像学連携研究拠点
多彩なコレクションにふれるひととき 早稲田大学會津八一記念博物館は、約5万点におよぶ美術作品・学術資料を収蔵し、企画展示や常設展示を通して学内外に広く公開しています。 東洋古美術コレクションは、東洋美術史家であり書家・歌人でもあった會津八一が教育と研究のために蒐集した資料を基礎としており、その内容は中国古代の瓦当、陶俑、銅鏡、金石拓本など多岐にわたります。考古・民族資料には、古代エジプトや大学校地からの出土遺物、東アジア・東南アジアの青銅製遺物、アイヌ民族資料などが含まれます。日本の近世から近現代にいたる作品には、江戸時代から現在第一線で活躍する現代作家の作品まで、多様な作品が含まれます。 かつて当館では2階の常設展示室にて各分野のコレクションによる展示を行っていましたが、2019年の大幅なリニューアルの際に旧常設展示室はその役割を終え、特別企画のための展示室「グランドギャラリー」へと生まれ変わりました。本展示では、久しぶりに東洋古美術、考古・民族資料、日本の近世および近現代美術を一つの展示室に陳列いたします。多彩なコレクションとの出会いをお楽しみいただけましたら幸いです。 <開催概要> 会期:2026年5月11日(月)~8月2日(日) 時間:10:00~17:00 休館日:詳細はこちら(公式サイト) 会場:會津八一記念博物館 1階 會津八一コレクション展示室 入館料:無料
第二次世界大戦から戦後へ 早稲田ゆかりの画家たちとその交流 早稲田大学會津八一記念博物館では、長年にわたり当館の事務長を務められた今村昭一氏より、2023年から2025年にかけて、近現代作家たちの作品を多数ご寄贈いただきました。その数はおよそ100点にものぼります。とりわけ、難波田龍起、北川民次、内間安瑆ら早稲田ゆかりの画家たちは、コレクションの魅力を語るうえで欠かせない存在です。 難波田龍起(1905-97)は、1926年に早稲田大学政治経済学部に入学し、その翌年中退。高村光太郎との出会いをきっかけに画家を志し、太平洋画会研究所、本郷絵画研究所に学んだ後、川島理一郎主催の金曜会に参加します。戦前は鶴岡政男、松本竣介と親交を持ち、彼らとの交流のなかでNOVA美術家協会展などに作品を出品。1937年には瑛九らとともに自由美術家協会の創立に加わりました。 北川民次(1894-1989)は、1914年に早稲田大学商学部予科を中退し、渡米。ニューヨークで絵を学んだ後、1921年にメキシコに渡ります。現地で絵画制作を行いながら美術教育にも携わり、1936年に帰国すると精力的に作品を発表。また、美術評論家の久保貞次郎らと創造美育協会を立ち上げ、久保と交流のあった利根山光人や竹田鎮三郎に大きな影響を与えました。 内間安瑆(1921-2000)は、アメリカの日系移民の二世で、1940年に建築を学ぶために来日し、早稲田大学専門部工科(建築)に入学。戦後、恩地孝四郎の創作版画に感銘を受け、版画家としての活動を開始します。1959年、アメリカに帰国した後はニューヨークを拠点に版画制作を続け、同じくニューヨークに渡り制作を行った木村利三郎や靉嘔と親交を結びました。 本特集展示では、早稲田ゆかりの3名の作家たちを中心に、彼らと交流のあった作家たちの作品をご紹介いたします。第二次世界大戦から戦後へと移り変わる時代のなかで、それぞれの作家たちがどのような交流を持ち、自身の活動を展開していったのかを考えるきっかけになれば幸いです。 <開催概要> 会期:2026年5月11日(月)~8月2日(日) 時間:10:00~17:00 休館日:詳細はこちら(公式サイト) 会場:會津八一記念博物館 1階 近代美術展示室 入館料:無料
『ミス・サイゴン』から見る世界―戦争、難民、そして文学 ベトナム戦争の終結から、半世紀。 世界に目を向けると、ウクライナや中東など、いまもなお各地で争いが続き、多くの人々が故郷を離れざるを得ない状況が生まれています。難民の問題は、いまの時代を生きる私たちにとっても、決して遠い出来事ではありません。 本展では、そうした現代の課題を見つめ直す手がかりとして、ベトナム戦争と、その後に広がっていった難民の文化や文学に光を当てます。 第二次世界大戦後、フランスの植民地支配からの独立を求める動きのなかで始まったベトナム戦争。南北の分断、そしてアメリカをはじめとする外国勢力の介入を経て、1975年のサイゴン陥落によって終結を迎えました。 しかし戦争の終わりは、多くの人々にとって新たな旅立ちでもありました。祖国を離れ、「ボートピープル」として世界各地へと渡った人々は、アメリカ・カリフォルニアを中心にコミュニティを築き、そこから新しい文化や文学が生まれていきます。 本企画展では、ミュージカル『ミス・サイゴン』(1989)をひとつの入り口として、この歴史をたどります。 戦争末期のサイゴンの情景、南北ベトナムの対立、アメリカの関与、そしてその中で生まれる命――作品が描く物語とともに、難民として生きた人々が紡いできたベトナム系文学もあわせて紹介します。 戦争は、単なる歴史の出来事ではなく、人々の人生や表現に深く刻まれるもの。 本展を通して、その影響を静かに見つめ直す時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。 会期 :2026年5月1日(金)~11月8日(日) 開館時間:10:00〜17:00 休館日:毎週水曜日、夏季休業(8月3日~19日)ほか *5月6日、13日、20日、9月23日、10月14日、21日は開館 ※詳細は こちら からご確認ください。 主催 : 早稲田大学国際文学館 場所 : 早稲田大学国際文学館展示室(4号館)、早稲田大学歴史館(1号館) *本展は2会場で開催 ※下記地図は早稲田大学国際文学館
令和8年度 新宿歴史博物館所蔵資料展 『お弁当箱 O-BENTO-BAKO ~遊び心と食文化~』 古くから、屋外に食事を持ってゆく際に用いられてきたのが、お弁当箱です。 食べることは人の基本的な営みのひとつですが、お弁当箱には、その営みをより楽しいものにするための様々な工夫が凝らされています。 中には、思わず笑みがこぼれるようなユニークなもの、はっと目を見張る美しい意匠のものがあり、その形は遊び心にあふれています。 本展では、日本人の食文化の変遷に触れながら、創意工夫にあふれたお弁当箱を一堂に集め紹介します。 【日時】令和8年4月25日(土)~ 6月28日(日) 9:30~17:30(入館は17:00まで) 【休館日】4月27日、5月11・25日、6月8・22日(いずれも月曜日) 【会場】新宿歴史博物館 地下1階企画展示室 【料金】無料 【協力】(株)プレナス 【問合せ】03-3359-2131 ◇ギャラリートーク◇ 担当学芸員が展示について解説します。 【日付】4月25日、5月9・23日、6月13・27日(いずれも土曜日) 【時間】13:00~(30分程度) 【場所】地下1階企画展示室 【申込】不要
明治25(1892)年、初めて正式に教壇に立った漱石は、東京専門学校、松山の愛媛県尋常中学校、熊本の第五高等学校、第一高等学校、東京帝国大学と、明治40(1907)年に朝日新聞社に入社するまで教壇に立ち続けました。 漱石の教師生活は作家生活11年間よりも長かったのです。 教え子に宛てた手紙に、学校に出ないで学生を呼んで冗談を言って遊びたいと書いた漱石ですが、五高教授時代には、英語力の底上げのため尋常中学校の授業を視察し入試問題を工夫するなど、教育に真摯に取り組みました。 東京では、自宅の面会日「木曜会」で若者が忌憚なく話せる場を設け、学生へ叱咤激励する手紙を送り、師弟の結びつきはより強固なものになっていきます。 本展では、当時の試験問題や教え子に宛てた手紙、教え子たちの記録から漱石の教師時代に迫ります。 関連イベント ●ギャラリートーク 日時:令和8年5月3日(日)、令和8年6月7日(日)、7月5日(日) 14:00~14:20 場所:地下1階講座室 無料・申込不要
知っていくこと、広がっていくこと、つながっていくこと -JICA地球ひろば設立20周年国際協力企画展- JICA地球ひろばは、今年で設立20周年を迎えます。2006年の開館以来、世界の課題を「知る・学ぶ・行動する」拠点として、国際協力を知り、未来への一歩につながる出会いを生み出してきました。 いま世界では、気候変動による災害、感染症、紛争や人道危機、貧困や教育格差など、多様な社会課題が同時に進行しています。そして日本の暮らしは世界と深くつながり、エネルギーや食料など多くを海外から輸入しています。私たちの日常は“世界との支え合い”の中で成り立っています。 日本は戦後、国際社会から多くの援助を受けた経験を生かし、現在は各国と協働しながら国際協力を進めています。国際協力が、人々の命や暮らしを守り、安心して未来を築ける社会づくりにどう役立っているのか-その視点に触れながら、これからの行動のヒントを探してみませんか。 ※10月31日(土曜日)までの期間延長が決定しました! /* 見出し */ .menuPattern-1__ttl { /*上下 左右の余白*/ padding: 0.25rem 0.5rem; /*左線*/ border-left: solid 5px #7db4e6; font-size: 20px; font-weight: bold; } /*ボックス*/ .menuPattern-1__wrap { display: flex; justify-content: center; gap: 30px; margin-top: 20px; } .menuPattern-1__item { display: grid; grid-template-rows: auto 1fr; gap: 10px; width: 100%; margin-bottom: 30px; padding: 10px; border: solid 1.8px #cccccc; } .menuPattern-1__img { height: fit-content; } .menuPattern-1__img img { width: 100%; aspect-ratio: 3/2; object-fit: cover; object-position: center; } .menuPattern-1__info { display: grid; grid-template-rows: auto 1fr; gap: 10px; width: 100%; } .menuPattern-1__info-ttl { font-size: 16px; font-weight: bold; } @media screen and (max-width: 768px) { .menuPattern-1__wrap { display: grid; } .menuPattern-1__item { width: auto; } } /*エリアキャンプ店舗ページ以外では不要*/ @media screen and (max-width: 1024px) and (min-width: 768px) { #contentsBox .freeHtml { display: block; } #contentsBox .freeHtml div + div { margin-left: 0; } } /*ここまで*/ /* 見出し */ .menuPattern-1__ttl { /*上下 左右の余白*/ padding: 0.25rem 0.5rem; /*左線*/ border-left: solid 5px #7db4e6; font-size: 20px; font-weight: bold; } /*ボックス*/ .menuPattern-1__wrap { display: flex; justify-content: center; gap: 30px; margin-top: 20px; } .menuPattern-1__item { display: grid; grid-template-rows: auto 1fr; gap: 10px; width: 100%; margin-bottom: 30px; padding: 10px; border: solid 1.8px #cccccc; } .menuPattern-1__img { height: fit-content; } .menuPattern-1__img img { width: 100%; aspect-ratio: 3/2; object-fit: cover; object-position: center; } .menuPattern-1__info { display: grid; grid-template-rows: auto 1fr; gap: 10px; width: 100%; } .menuPattern-1__info-ttl { font-size: 16px; font-weight: bold; } @media screen and (max-width: 768px) { .menuPattern-1__wrap { display: grid; } .menuPattern-1__item { width: auto; } } /*エリアキャンプ店舗ページ以外では不要*/ @media screen and (max-width: 1024px) and (min-width: 768px) { #contentsBox .freeHtml { display: block; } #contentsBox .freeHtml div + div { margin-left: 0; } } /*ここまで*/
令和8年度、漱石山房記念館では熊本藩主細川家の美術品・歴史資料等を収蔵・展示・研究している美術館永青文庫とコラボスタンプラリーを実施しています。 【参加方法】 ①永青文庫または漱石山房記念館の有料エリアにてスタンプラリー台紙をもらい、スタンプを押す ②永青文庫▶漱石山房記念館のスタンプが押された台紙をご提示で、観覧料が団体料金(通常の半額)になります 漱石山房記念館▶永青文庫のスタンプが押された台紙をご提示で、観覧料が100円引きになります ③両館のスタンプを集めると、記念品としてコラボ限定ステッカーをプレゼント! 【注意事項】 ・スタンプと台紙は各館の有料エリアに設置しています ・割引・記念品は台紙1枚につき1名様1回有効です ・記念品はなくなり次第、配布終了となります ・他割引との併用はできません 【各館情報】 ■永青文庫 熊本藩主・細川家に伝わる美術品や歴史資料を所蔵・展示する美術館。 国宝や重要文化財を含むコレクションを通して、日本の美術や歴史文化に触れることができます。 詳細は公式ホームページをご覧ください ■漱石山房記念館 文豪・夏目漱石が晩年を過ごした「漱石山房」の跡地に建てられた文学館。 作品や資料、再現された書斎などを通して、漱石の人生と文学世界を体感できます。 詳細は公式ホームページをご覧ください ※下記マップは漱石山房記念館
「翻訳」は国境を越える翼 - 国際文学館 翻訳プロジェクトの取り組みをたどる展示 - 作家・村上春樹さんの仕事において、「翻訳」は非常に重要な位置を占めています。 国際文学館(村上春樹ライブラリー)では、「翻訳」を重要なテーマのひとつと位置づけ、2024年度より「国際文学館翻訳プロジェクト」をスタートしました。 本プロジェクトは、若手翻訳者の育成、翻訳文学の発展、そして世界各国の翻訳者同士の交流を目的とした取り組みです。 ◆世界をつなぐ翻訳者たちの活動 プロジェクトの中心となるのが、海外の翻訳者を日本に招く「翻訳者レジデンシー」です。 約1か月の滞在期間中、参加者は研究活動に取り組むとともに、講演やワークショップを通して日本の読者や翻訳者と交流を深めます。 そのほかにも、海外の作家や編集者による講演、交流イベントなど、多彩なプログラムが展開されており、翻訳を軸にした国際的なネットワークが広がっています。 ◆翻訳の現場を体感する展示 今回の展示では、2025年度までの本プロジェクトの取り組みを紹介するとともに、翻訳の現場に関わる資料が公開されます。 掲げられている合言葉は、「翻訳は国境を越える翼」。 言葉を越えて物語が広がっていく、その豊かさと楽しさを感じることができる内容となっています。 ◆展示紹介 翻訳はこうして出来上がる ― 柴田元幸さんと米田雅早さんの翻訳のしごと ― 柴田元幸さんによる、ポール・オースター最後の小説『バウムガートナー』(柴田元幸 訳、2025 年、新潮社)と、米田雅早さんによる、文芸誌『MONKEY』英語版の翻訳作業の過程を、実物の資料を通してご紹介します。(協力:新潮社) 国境を越える本たち - 「双方向」の翻訳 - かつて翻訳といえば、外国語から日本語へというのが主流でしたが、近年では日本語で書かれた作品がさまざまな言語へと翻訳されるようになり、翻訳は「双方向」の広がりを見せています。翻訳プロジェクト参加者による双方向へと翻訳された書籍をご紹介します。 あなたにとって翻訳とは? - What does translation mean to you? - ある言語を別の言語に変換するとき、原文を完全に同じ意味で再現することは不可能ともいえます。だからこそ、翻訳の世界に「正解」はありません。「あなたにとって翻訳とは?」――その問いを、村上春樹さんをはじめ作家、翻訳者の皆さんへ聞いてみました。 Letters from The Haruki Murakami Library 「国際文学館(村上春樹ライブラリー)を訪れて、だれかにお手紙を書くとしたら?」という発想のもとに執筆いただいた、“Letters from the Haruki Murakami Library”。翻訳プロジェクト参加者のみなさんから届いたお手紙を紹介します。 ◆翻訳プロジェクト参加翻訳者及び作家 Wen Bajia(ヴムバジャ) チベット在住。青海師範大学図書館副研究員。チベット語文法史研究に携わるかたわら、谷川俊太郎、村上春樹の作品をチベット語に翻訳。修士論文は「村上春樹文学における『死』と『恋愛』の関係」、博士論文は「チベット語の文法史研究」。 Polly Barton(ポリー・バートン) イギリス在住。日本文学・ノンフィクション翻訳者。最近の翻訳に柴崎友香『春の庭』、津村記久子『この世にたやすい仕事はない』、金井美恵子『軽いめまい』、柚木麻子『BUTTER』など。松田青子『おばちゃんたちのいるところ』で世界幻想文学大賞(短篇集部門)を受賞。2019年、フィッツカラルド・エディションズ主催エッセイ賞を受賞、同社から2021年、日本語に関する考察を中心とする長篇エッセイFifty Soundsを刊行。 Camilla Grudova(カミラ・グルドーヴァ) カナダ出身、スコットランド・エディンバラ在住。マギル大学で美術史とドイツ語の学位取得。2016年「ワクシー」でシャーリイ・ジャクスン賞(中篇部門)を受賞。同作は、翌年の英国幻想文学大賞の最終候補にも選出された。2017年、デビュー短篇集『人形のアルファベット』をフィッツカラルド・エディションズより刊行。2023年、初長篇Children of Paradiseが女性小説賞の候補に選出。同年、『グランタ』誌が十年ごとに選出する「若手作家ベスト20」に選ばれる。他の著書にThe Coiled Serpentがある。 Rebecca Brown(レベッカ・ブラウン) アメリカ・シアトル在住。作家。邦訳書に『体の贈り物』『私たちがやったこと』『若かった日々』『家庭の医学』『犬たち』『天国ではなく、どこかよそで』『かつらの合っていない女』(ナンシー・キーファーとの共著)がある。代表作『体の贈り物』が2025年6月にtwililightから復刊された。 Andry Setiawan(アンドリー・セティアワン) インドネシア在住。翻訳者。インドネシアの出版社「Penerbit Haru」の編集長で、日本のエンターテインメント作品を中心に、企画から翻訳まで携わり、インドネシアの読者へ数多くの作品を紹介してきた。設立した「Penerbit Mai」では、若手翻訳者が学び、ポートフォリオを築くための場の提供を目的に活動。2025年には、翻訳者グループ「Rantai Kata」のメンバーと共に、国際交流基金(JF)と連携し、日・イン翻訳ブートキャンプを企画・運営。これまでに、湊かなえ、秋吉理香子、市川拓司、新海誠、柏葉幸子、森博嗣の作品を翻訳。市川沙央、吉本ばなな、太宰治、宮沢賢治、壷井栄、田村俊子などの作品編集にも携わっている。 Rita Kohl(ヒタ・コール) ブラジル・サンパウロ生まれ。日葡翻訳者。サンパウロ大学卒業、東京大学大学院修士課程修了(比較文学・比較文化)。村田沙耶香、小川洋子、村上春樹、有川浩、津島佑子らの作品など多数の日本文学作品をポルトガル語に翻訳。2017年、村上春樹『風の歌を聴け・1973年のピンボール』(Alfaguara、2016年)の翻訳がのJabuti賞翻訳部門を受賞した。 Laurel Taylor(ローレル・テイラー) アメリカ・コロラド州生まれ。翻訳家、作家。デンバー大学で日本語・日本文学の専任講師を務める。 アイオワ大学修士課程修了(文学翻訳)、ワシントン大学セントルイス博士課程修了(日本文学・比較文学)。バチェラー八重子、松田青子、藤野可織、瀬尾まいこ、様々な作品を英訳。2026年3月、由尾瞳と共訳で川上未映子『黄色い家』(Knopf)を出版。2024年、詩集『Human構造』(七月堂)を出版。
民音音楽博物館でたどる、日本のオーケストラ100年の歩み 東京・信濃町にある民音音楽博物館は、世界の音楽文化にふれられる音楽専門の博物館です。館内では、貴重な古典ピアノやオルゴール、民族楽器などを展示しており、歴史や貴重な楽器、文化の背景から楽しめる場所として人気のスポットです。 企画展「日本のオーケストラのあゆみ~響き合う音楽の軌跡~展」 2026年は、日本初のプロオーケストラ「新交響楽団」、現在のNHK交響楽団が設立されてから100年という節目の年。本展では、西洋音楽が日本に受け入れられてから、プロオーケストラ文化がどのように育まれ、発展してきたのかを、貴重な資料とともに紹介します。 近代国家の成立とともに欧米から伝わった西洋音楽は、声楽や器楽の演奏にとどまらず、やがて多くの楽器が響き合うオーケストラ文化へと広がっていきました。その歩みを支えたのは、音楽家や関係者のたゆまぬ努力、そして演奏会に足を運び、音楽を愛してきた多くの人々。その軌跡をご覧ください。 展示内容 第一章:オーケストラ誕生の時代 第二章:大学オーケストラの輝き 第三章:オーケストラ文化の発展 第四章:演奏曲目の広がり 第五章:現代音楽の黎明