2026.06.29

この和菓子、実は… 神楽坂の和菓子屋 五十鈴(いすず) です。 この和菓子の名前は、水無月(みなづき)。 モチモチの白いういろうの上に、びっしり敷き詰...

この和菓子、実は…

神楽坂の和菓子屋 五十鈴(いすず) です。

この和菓子の名前は、水無月(みなづき)。
モチモチの白いういろうの上に、びっしり敷き詰められた大納言(小豆)。
三角形に切り分けられた、京都生まれの夏の和菓子なんです。

⛩ 6月30日「夏越の祓い」の日に食べる
一年のちょうど折り返し。
半年の間に知らず知らず溜まった穢れを祓い、
残り半年の無病息災を願う行事です。
この日に食べるのが、水無月。

❄️ 三角形は「氷のかけら」
平安時代、6月は「氷の節句」。
宮中では氷室の氷が献上されていましたが、
氷は庶民には手の届かないものでした。
そこで氷に見立てて生まれたのが、この三角形。
暑さをしのぎ、夏を無事に乗り切れますように——
そんな願いが込められています。

🫘 小豆は「厄除け」
赤い小豆には、古くから邪気を祓う力があるとされてきました。
半年分の穢れを祓い、健康を願う気持ちが、
ひと粒ひと粒に込められています。

氷を食べられなかった人々の、ささやかな知恵と祈り。
それが今も、6月の和菓子として受け継がれています。

五十鈴の小豆は、北海道産100%。
一年で、今だけの味です。




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