新しい地図を制作・発行する時は、新しい時代を迎える時ではないだろうか? 約27年前、「神楽坂楽楽散歩マップ」が東京理科大学の沖塩壮一郎先生(故人)の研究室を中心に誕生した時、それは大きな神楽坂ブームが到来する前兆ではなかったのか。今回はコロナ禍のトンネルから抜け出して、新しい神楽坂スタイルが登場するのではないか、そんな勝手な思い込みと期待を抱きつつ、27年前の「楽楽散歩」の大改訂にとりかかりました。
沖塩先生は、令和5年5月にご逝去なされましたが沖塩先生の理念を追い求める思いで、「令和版楽楽散歩」をつくりました。原稿やイラストなどではNPO粋まちをはじめ多くの人の力を借りたこと、心より感謝申し上げます。 地図制作からこぼれてしまった話、気になっていたが紙面にはだせなかった内容などを拾い集めてサイト上でつぶやきます。 |