【ノルウェー映画の新しい波】
「トンネル 9000メートルの闘い」の予告映像を探していたら、ノルウェー映画に新たな潮流が生まれていることに気がつきました。CGを使用した大災害パニックやファンタジー映画です。災害映画は2015年と2018年・2020年に制作され、世界で評判をとっているのです。題材が題材だけに、タイミングがわるいせいか日本公開はされていないようです。
*文末にそれぞれの作品に予告編をガイドしてあります。
...2015年に制作されたのが、地滑りが原因で発生した大津波水害を描いた「Bølgen:The Wave」(監督Roar Uthaug)です。ノルウェー西部のあるで巨大クレバスが崩壊、巨大な津波が発生します。あの美しく雄大なノルウェーのフィヨルドが崩れていく映像はCGとはいえ見たともない映像体験です。
2018年に制作されたのは「Skjelvet:The qurke」(監督John Andreas Andersen)。大地震がノルウェーで発生し、今度はオスロが崩壊します。これもまたすごいCGテクニックが駆使されてます。「Bølgen:The Wave」の続編で、出演者がほぼ同じ。両作品とも地質学者が主役です。
さらに今年1月には北欧神話に取材した「Torden」という映画も制作公開されています。この映画は、電気と雷を操れる能力もった若者の物語です。
それぞれ未見ですから内容についてはなんとも言えませんが、ノルウェーの自然と文化を活かしたスペクタクル映画であることは間違いないです。予告映像を見る限り、ハリウッド映画ばりのストーリーと演出が見られますが、ノルウェーでこういうパニック映画が制作されるとは予想外でした。
The Wave - 予告編 ノルウェー人がイタリア語(吹替)を話しています。
https://www.youtube.com/watch?v=VVtjyNt29lM&t=34s
SKJELVET 予告編
https://www.youtube.com/watch?v=euRXObrg0M8&t=17s
TORDEN 予告編
https://www.youtube.com/watch?v=k2fpW_Cjjfc