2021.07.10~09.11
【新潮講座】東京の地形を本で読み解こう! (7/10,8/14,9/11 ※一回毎のお申込可)
■東京の地形を本で読み解こう!4th シーズン
貝塚爽平著『東京の自然史』にチャレンジ!
講師:小林政能・谷口榮・芝原暁彦
東京の地形に興味を持った方は、必ず『東京の自然史』(貝塚爽平著)に出会うことでしょう。それは、地形の本のバイブルと言っても過言ではありません。しかしながら手にすると、読み進めるのが難しいことに気がつくことでしょう。
本講座では『東京の自然史』『富士山の自然史』を片手に、東京の地形・地質、東京の台地と低地、段丘・微高地・化石・遺跡等々、東京の足元のオモシロサを解きほぐします!
◇『東京の自然史』(貝塚爽平、講談社学術文庫)をメインテキストに、『富士山の自然史(旧題:富士山はなぜそこにあるのか)』(貝塚爽平、講談社学術文庫)を副読本にいたします。各自でご用意ください。
2020年7月期の続編ですが、1回完結形式ですので今回からのご参加も可能です。
◇終了時間は予定です。延長の可能性があります。
■受講料
一括申込の方 9,130円(税・諸費用込)
個別申込の方 2,970円/回(税込)
※神楽坂ブック倶楽部(KBC)会員は受講料が5%割引になります。
■教材費
9月のみ個別申込の方 880円(税込)
【日時】全3回
2021年7月10日(土)15:30~17:00
2021年8月14日(土)15:30~17:00
2021年9月11日(土)13:30(出発)~16:00
※一回毎のお申込も可能です。
■教室
(7月、8月)新潮講座神楽坂教室 (9月)野外講座
■各回の内容
・7月10日(土)15:30~17:00 「キーワードは、地球目線」
【対談】芝原暁彦(産総研発ベンチャー「地球技研」所長)vs小林政能
・8月14日(土)15:30~17:00 「キーワードは、人間目線」
【対談】谷口榮(葛飾区学芸員)vs小林政能
・9月11日(土)13:30~16:00
【野外フィールドワーク】「奉行所発、牢屋敷行き。本当の江戸と江戸前島」
時代劇でおなじみの南町奉行所と北町奉行所、そして伝馬町の牢屋敷を結ぶラインは、千代田区と中央区の区界をたどると結ばれます。 そして、初期江戸の中心地の痕跡にも触れることができます。 本当の江戸をそぞろ歩きましょう!
集合:JR山手線・京浜東北線 有楽町駅 銀座口改札前(改札は6か所あります)
解散:JR総武本線 馬喰町駅、都営新宿線 馬喰横山駅(予定)
[9月:欠席など当日連絡先]080-2556-2157(当日のみ)
・野外講座は現地集合、現地解散です。
・13:30「出発」です。資料とイヤホンをお渡ししますので出発の5分前までにお集まり下さい。
・現地までの交通費は自己負担でお願いいたします。
・歩きやすい服装と靴でご参加下さい。
・雨具、帽子、飲み物、常備薬、健康保険証などを必要に応じてご持参下さい。
☆日程が変更される場合がございます。ご了承下さい。
☆講師の病気、受講者の人数が一定数に達しないなど、諸条件によって中止になる場合があります。
☆個人情報は、受講連絡、講座企画の資料、弊社からの各種ご案内にのみ使わせていただきます。
☆お支払いいただいた受講料は、欠席の場合でも原則としてお返しいたしません。
■講師紹介
・小林政能
地図雑誌・月刊『地図中心』編集長。「境界協会」主宰。「地図ナイト」主宰。理学修士。1967年生まれ。埼玉県川口市出身。
地理情報の調査収集、研究開発と提供、普及活動を行う一般財団法人「日本地図センター」総括研究員として、各種講演活動や普及イベントを担当。
・谷口 榮
葛飾区産業観光部観光課学芸員。博士(歴史学)。日本考古学協会理事。日本歴史学協会会員。1961年東京都葛飾区生まれ。境界協会顧問。
国士舘大学文学部卒業後、主に東京低地・旧葛飾郡地域を中心に人々の暮らしや文化・環境の変遷を研究。
・芝原暁彦
古生物学者・3D造型技術者。博士(理学)1978年福井県生まれ。筑波大学生命環境科学研究科後期博士課程修了。同大特別研究員、産総研特別研究員などを経て、現在は産総研発ベンチャー「地球技研」所長。
地層に含まれる有孔虫の化石解析による地球環境の変動解析を専門とする傍ら、その研究成果の可視化のため独自に三次元造型とプロジェクションマッピングを研究。