2017年12月 95号

愛らしい和菓子の世界

編集部季節の和菓子を見るとつい買ってしまいます。ハロウィンやクリスマス限定の上生菓子なんか可愛くて。

鈴木それは行事菓子でもありますね。クリスマスには和菓子屋さんでは、とてもかわいい和菓子をお作りになっています。今時の若い方たち、女性には非常に愛らしく映るんじゃないかしら。

編集部神楽坂の和菓子職人についてお話いただけますか。

鈴木五十鈴さんは二代目です。先代のお母様を存じ上げていまして、今のご主人とは子どもの幼稚園の頃からのお付き合いです。お願いしたい時は、「甘納豆」と「神楽坂饅頭」ですね。五十鈴さんは小豆が本当にすごいです。

上/特製ギモーブ 5種9個入り1,000円(アグネスホテル東京 ル・コワンヴェール)。下/X’mas限定上生菓子 2個入り799円 ※4種あり(五十鈴)

編集部梅花亭の四代目は絵を学んでいた人で、季節の花の絵を描いているのを見せてもらったことがあります。彼は平成28年度の「東京マイスター」に認定されています。(平成29年の2月には外務省「日本ブランド発信事業」でイギリスに派遣されている)

鈴木手技の切れ味みたいなものは、梅花亭さんの彼には本当にありますね。とにかく黙々と手を動かしている方です。今、若い方にも指導なさっていますよ。祖父から職人として教わったことを、姿勢として教えてらっしゃるんじゃないかなと。

クリスマスの上生菓子 1個460円 ※6種あり(梅花亭)

編集部萬年堂には有名な蒸し菓子がありますね。

鈴木祝い菓子として「御目出糖」とお礼の時の「ありが糖う」ですね。よそにない蒸し菓子として、銘菓だと思います。フランスの友人は、コーヒーにも紅茶にもよく合うと絶賛していました。

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