第94号(平成29年10・11月号)

雨の降ることも止むことも人間の力の及ばないこととはいえ、この頃の雨の動きはどうしたことだろう。洪雨に豪雨、大荒れに雨礫、手の打ちようもなくただ降るにまかせて嘆くばかり。

一方で『雨の名前』(文・高橋順子、写真・佐藤秀明、小学館)というすてきな本がある。雨の静かに降る日に、どの頁ということもなく頁を繰ってみるのに相応しい。

雨の被害を受けた地域の人々には酷なことではある。